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内向型:通勤ストレスと睡眠の質

実家の2階の和室で寝たとき、なんとも安らかで寝起きが気持ちよかった。
何が違うのだろう?東京のこのマンションの寝室と。

しかし、東京のマンションでも睡眠の質はここ数年でかなり良くなった。
ここ4年在宅ワークにしてから、格段に良くなったのだ。

以前通勤で仕事していた頃はよく眠れなくて、
起きたときから身体も頭も重い日があった

ちょっと、緊張するような仕事が控えている日。
日中に気持ちがザワザワすることがあった日。
翌朝、早く家を出る日。

何かにつけて眠りが浅くなったり、明け方に目が覚めていた。
最も良くないパターンは、
眠っているのか「眠れない夢」を見ているのか、
眠りと覚醒の狭間でただただ時間が過ぎて、
明け方やっと眠ったかと思うと「もう起きる時間!」となる夜だ。

私にはよくあることだから、自分にこう言い聞かせていた。
「1日くらい寝られなかったからって大丈夫だよ」
「今晩はよく眠れるはずだよ」

一晩くらい寝られなくても何とかなる。

しかし、思えば、自分にムリをさせていたんだな。

ときどきこういう人もいて、うらやましい限り。
「何があっても5分で寝られる」
「嫌なことがあっても寝ると翌日はスッキリしてる」

だけど、私はそういうふうにできていない。
ちょっとしたことが睡眠に影響する。
そして、よく寝ないと頭も身体も調子がよくない。
本当に調子がよくないというより、
「昨晩は寝られなかったな」と思いながら仕事に向かう気持ちがそうさせる。

睡眠を甘く見てはいけない。
在宅ワークにしてから起きたときの気分が全然ちがう。

「東京の通勤」がすごいストレスだったんだ。
電車が遅れたり、
混んでいたり、
疲れとイライラが蔓延している。
「駆け込み乗車はおやめくださーい!」
繰り返される大音量のアナウンス。
電車を降りても、駅の構内は激混み。
イライラせかせかしながら歩く人の波。
ぶつからないように気を遣う。

騒音、イライラ、人混み。
これらに1日のエネルギーを奪われる。

私ほど気にならない人もたくさんいると思う。
しかし、私にとっては「東京の通勤」は大変すぎた。

在宅ワークになった今は、目覚まし時計をかけずに7、8時間の睡眠。
起きようと思った時間に自然に眼が覚める。
季節による朝日の入る時間の変化、
天気による陽射しの変化を感じながら自然に目を覚ます。

よく寝られると毎日本当に気持ちが楽だ。
仕事のコツは、時間管理やITツールの小ワザを身につけることではない。
自分が気持ちよく仕事できる環境と働き方を選ぶこと」だと思う。


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