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森晶麿ホラーマガジン

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記事一覧

怪談「すくらっぷ」

20代の終わりの頃の話だ。 中高の同級生の杉本怜太(仮名)と2年ほどの間に5回くらい酒を飲み…

森 晶麿
1か月前
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ある古美術商への飛び込み営業で本当にあった怖い話

8月の終わりなので怪談噺でも一つ、と思ったのだが、じつを言うとこわい思いというのをあまり…

森 晶麿
4年前
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ホラー掌篇「となりの家の子」

 出勤前の朝のゴミ出しは憂鬱な仕事の一つだが、今日はそうでもなかった。なにしろ、連れがい…

森 晶麿
8か月前
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怪談「しめさば」

 死んだ兄の恋人の香苗に聞いた話である。  故郷を離れて3年、兄はずっと真面目な銀行員だ…

森 晶麿
1年前
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怪談「ねことおおやと祭りの夜」

「もうそんな大きぃなったかぁ、坊主、すごいのう、おじちゃんびっくりや」  大家さんは、我…

森 晶麿
1年前
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【ショートショート】魔物

「勇敢だな、みずから森に入ろうと志願したんだって?」  老人は酒臭い息を吐きかけながら言…

森 晶麿
1年前
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ホラー掌篇「鵜凪のいる夏」

「まゆみはもう宿題は終わったん?」  篭野のばあやはいつもそう尋ねる。まだ夏休みも始まったばかりなのに、しらけるしやめてほしい。 「自由研究は?」 「まだ」 「ほんなら早うせんと」  ばあやはうるさい。いつも人の顔を見ると宿題は済んだのか、と問う。いっそ嘘をついて済んだことにしようとも思うが、そうすると、今度はたぶん何か用事を頼まれる。掃除だ、炊事だ、納戸のものをとってこいだの……。べつにこき使われるためにここへ帰ってきたわけではない。  そもそも、帰ってくる、という表現

【ショートショート】かき氷だった女

「かつて私がかき氷だった頃の話よ」とその女は唐突に語りだした。 知人のパーティーの二次会…

森 晶麿
2年前
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ショートショート『ゴミ置き場の茜ちゃん』

 帰り道に、京子はまた茜を見てしまった。茜は大抵ゴミ置き場にいる。いない日もあればいる日…

森 晶麿
1年前
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