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栗しごと② 失敗からの渋皮煮

あんなに張り切ってマロングラッセを作ろうとしたのに。
結果は失敗。
というか気持ちが萎えてしまったのです。

なぜかというと、鬼皮を剥くところまでは順調!
いつもの渋皮煮を作るときのように、渋皮に一切包丁が入ることなく剥けました。このまま渋皮煮にしても良いかと思うくらいに。

が!その後の出来事!
サッと熱湯にくぐらせて渋皮を剥く!これが何度やっても少ししか渋皮が取れない。いろいろ調べてやっても、まあなんと時間のかかること!
3時間かけても剥けたのは3個。
「これってグラッサージュかけても売ってるような表情にならないよね」と気持ちが萎えてしまったのです。
剥いてしまったものは他にチルドで冷蔵保管していたものと一緒に栗ご飯に。そして残りは渋皮煮となりました。

かなりの大栗だったせいか、筋もなかなか取れず、いつものようには仕上がりませんでした。
ちょっと後悔。
でも負けず嫌いの私。栗といえば「銀寄せ」が有名。関西では大阪の能勢の「銀寄栗」が有名なのです。
お砂糖もたくさん使ってマロングラッセどころか、渋皮煮もいつものようにできず撃沈でしたが、夫に「銀寄が手に入ったら、もう一度渋皮煮作るね」と話しながら、「あっ!」と思い出しました。そう言えば「銀寄」ってマロングラッセに使われることで有名だったのです。
それを思い出すと、またまた血が騒ぎマロングラッセを作りたくなる〜!
さあ、秋の手仕事の「栗しごと」今年はどうなることやら??

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