ひと筆書き【教員の朝のルーティーン】
5:45 妻が寝ている横をそっと起床する。
念のために目覚ましは、6:00に設定しているのだが、目覚ましで起きることはない。
sonyのスピーカーをONにして、スマホからボリューム小さめで好きな音楽を流す。朝は いつも音楽を聴きながら活動する。
暗い中、電気をつけて目やにをとるために顔を軽く洗う。
それからメガネをかけて、キッチンに向かい冷蔵庫を開け、タッパに入れていた あらかじめカットしていた鶏肉を焼く。
ケトルのスイッチをオンにしてお湯を沸かす。コーヒードリッパーの上に、コーヒーの粉をセットし、お湯が沸くのを待つ。
鶏肉に火が入れられている間、お湯が沸く間に、顔を洗い、濡れたままの手で髪の寝ぐせを撫でつける。
洗面台からキッチンに移動し、鶏肉をひっくり返す。いい感じに焼け目が入って美味しそうだ。
コーヒードリッパーの上にお湯を注ぎ、コーヒーのいい香りをかぐ。
3回に分けてお湯を注ぐ間に、鶏肉をフライパンから皿にうつす。
フライパンがまだ熱いうちに、卵を1つ落として、目玉焼きをつくる。30秒ほどで火を消し、フライパンの余熱で目玉焼きをつくる。余熱で熱すると半熟で美味くなるのだ。
冷蔵庫から、ミックスサラダを出してドレッシングをかけて食べる。
サラダ、焼いた鶏肉、目玉焼き、コーヒーが僕の毎日の朝食だ。
ドレッシングは、クリーミートマト、ごま、オマールエビ、トリュフの4種類をストックしているので、その日の気分によって選ぶ。
鶏肉と目玉焼きは、塩コショウまたは、ソース、焼き肉のタレをかける。これもそのときの気分だ。
食べたらすぐに皿とフライパン、お箸を洗う。
食後に、歯を磨き、仕事に行く服に着替える。同じタイプの服を何枚も持っているので、着替えに迷いはない。
車のカギをもって、妻の寝顔を見てから家を出る。
このやり方だと、動きや時間に一切の無駄がなく、「ひと筆書き」のように朝の支度がすすものです。
この流れができるまでには、時間がかかりました。最初はあっちであれして、こっちでこれしてと、流れるようにできなかったのです。
それを毎朝、やっていくうちに、ベストな動き方にたどりつきました。
「ひと筆書き」のように美しく流れる動きにできたら、朝から気持ちが良いものです。
無意識にしている毎日の家事や仕事にひと工夫するだけで、十分楽しくなる。「ひと筆書き」を目指す道のり自体が楽しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?