3月の教室は、家みたい。【教員】
残り10日でクラスが解散する。
4月の頃は担任として気を張っていた。
どんなタイプの生徒かを知るため、誰と誰が仲が良いのか知るため、また何かトラブルの火種が起きていないかを察知するために、ニコニコしながらも緊張感を持っていた。
あれから11ヶ月経った。緊張感を持ったまま昼休みを過ごしてたあの頃の俺はもういない。緊張感は0にはなったわけではないが、明らかに肩の力が抜けている。
今日は 昼休みに生徒と一緒に”優里のベテルギウス” や ”Tukiの晩餐歌”を熱唱した。楽しかった。
クラスの生徒と過ごしたり、会話するのは幸せだ。最近はときどき眠くなることもある。この時期の教室は、家だと思う今日この頃である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?