理想的な働き方に近づけるために、たま〜〜にやっていること
ちょっと今日はゴリゴリな話するよ。たま〜にやってることなんだけど。
「ポータブルスキル」というものがありまして。
要するに、ポータブル=持ち運びができる=転職しても仕事を辞めても活用できるスキルのことなのだが、自分はこれまで、この「ポータブルスキル」にかなりこだわって仕事を選んできた。
というのも、1番最初に選んだ仕事が、特定領域の営業職だったこともあり、「仮にこの会社が潰れたら、わたしの手の中には何も残らないかもしれない」と危機感を覚えたからである。
そんなわけで、そのあとに転職したあとの広告代理店では「ディレクションスキル」、メディア事業では「ライター・編集スキル」と、少しずつポータブルできるスキルセットを増やしながらここまで来た。
そして、「アレェ!今の自分って何やってて、何がいらなくて、何が必要なんだっけ⁉︎」と迷子になったとき、たまに自分が持っているポータブルスキルを並べて、今自分が何ができるのかを俯瞰するようにしている。
そうすると、足りないものは何か、それを補うために進むべき道が何となく見えてくる。
参考までに、今自分がやっていることを並べてみる。ポイントは、細分化することだ。
こうしてズラリと列挙してみると、いかにも“しごでき"な感じもしてくるが、なかには「そんなに極められていないなぁ」ということもあるので、ここからは理想の状態を挙げてみる。
そして、理想の状態に近づけるためにやるべきことが何となく見えたら、「今すぐできること」に落とし込んでいく。
さらに加えて、「やめること」も決める。だってほら、時間は有限だからさ。何かを始めるのなら何かをやめなくちゃいけないのだよ。
「理想の状態」を描くのはめちゃくちゃ楽しいけど、そこに近づけるために「今すぐできること」まで決めないと、机上の空論でおわってしまう。
なので、「今自分が何を持っているのか」「欲しいものは何なのか」「手に入れるために何をすればいいのか」までを書き出してみることで、やっと次のステップに進むことができる。
そうやってなんとなく頭のなかで、「アレが欲しいなぁ」と思ったら新しく業務委託を始めてみたり、「もうこれはマスターしたからいいなぁ」と思ったら辞めたりと、自分のポータブルスキルを見ながら取捨選択をしている。
こうしてみると、勉強しなくちゃいけないものばかりだけど、それがクソモチベ低めなわたしの「まだまだ働かないとなぁ」のハートに火をつけてくれるのだ。
単語を覚えたら文法を学ぼう。そのくらいのノリでスキルを集めている。
ってかこれ、多分みんな学生のときはできていたはずなのである。まずはテストをして苦手を知り、志望校の合格に必要な科目を洗い出して、毎日の勉強に落とし込む…みたいな。
あるいは、勉強がわかりづらいなら、部活でたとえてみる。
わたしは新体操部だったけど、とにかく腿裏が硬いから、まずは腿裏を伸ばすストレッチを重点的にやってから股関節に力を入れよう…とか、手具だとロープはまぁまぁマスターできたから、次はリボン触ってみよう…とか、やるじゃないですか。アレです。
そんなわけで、今の自分に何ができるのかがわからない! 何を学べばいいのかわからない!てか今わたし何してるんだっけ⁉︎と道に迷ったときはぜひやってみてね。
現状と向き合うのはちょっと苦しいかもしれないけど、「おお、意外とスキルが身についてるかも」と感じられると、進むべき道がなんとなく見えてくるやで。
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