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「他の誰かがやってるからいいや」を捨てると何かを出したくなる

noteさんとコラボして、「書く習慣」が身に付く1週間プログラムをやることになった。

1ヶ月ほど前からなんとなく準備はしていて、資料も作ってはいたものの、事前アンケートを読んでみたら質問がわんさかあり、「これは今のままの資料じゃダメだ…!」と開演ギリギリまで資料を調整し、スライドはなんと100枚を超えた。

とはいえイベント時間は1時間きっかり。大幅オーバーするのも申し訳ないので、マシンガントークで詰めた。参加者の方から「ビットレートが高い!」とのコメントがあって笑った。んもーー必死だった。声が枯れた。

しかも、いざ会場に行ってみたら司会や配信スタッフさんを含めて、9人ものスタッフさんにズラリと囲まれており、緊張しいなわたしは「ぬぇーーー無理なんですけどぉぉぉ!」と思いながらやっていたのだが、側から見ると「明るく元気に喋ってる!」らしく、人からの評価って本当に不思議である。

友人からは「緊張しててワロタ」と言われた。そりゃ緊張するやろ。700人も同時視聴してんのやぞ!!!つまんねぇ講義だと思われたくないじゃん⁉︎

そんなイベントアーカイブがこちらなので、興味のある人はぜひ。謎にガッツポーズ決めてる。

今回のイベントはnoteサークルと連動しており、サークル内掲示板にみんなが1週間書いたnoteを投稿していくスタイルなのだが、初回のテーマを「イベントの感想」にしてみたら、まぁいろんな感想があって面白い。

ちなみにテーマをなぜイベントの感想に設定したのかというと、「インプットしたばかりで書きやすそうだから」というのはもちろん、「同じものを見聞きしても感想が違うって面白くない?」というのを伝えたかったからだ。

本を読んだとき、ライブに行ったとき、映画を観たとき、何かに参加したとき、「他の人が感想を書くだろうからいいや」と思ってしまう。自分は語彙力もないし、うまく感想も書けないし、特別な解釈もできないからと。

でも、同じものでも見方というのは全然違う。これまでの経験と重ねる人もいるし、新しく何かを発見する人もいるし、逆に「全部知ってた」というパターンだってある。

同様に、同じような経験でも、人によっては違うアウトプットになる。たとえば、とある商社に勤めるサラリーマンが仕事における悩みや学びを発信していて、インフルエンサーのようになっていたとする。

それを見て、「自分も商社のサラリーマンだけど、いくら何を書いても二番煎じかもしれない」と自信をなくしてしまうかもしれない。

でも、同じ職業で似たような境遇にあったとしても、確実に出てくるものは変わる。気持ち。言葉選び。やり方。そして人柄。すべてが完全にぴったり重なるなんてことは、ほぼほぼありえないのだ。

だから、「他の人が書いてるからいいや」「自分のりも素晴らしい感想があるからいいや」と思わずに、出してみてほしい。

わたしたちみんな、似てるようで全然似てないんよ。

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