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一銭にもならないけど、未来のためにやりつづけていること

フリーランス向けの講義をやるとき、いつも「まずは一銭にもならないことから始めよう」と言っている。

それは、わたし自身がマジで一銭にもならないことばかりやってきて、今があるからだ。はい、完全なるポジショントークです。

もちろん、最初からお金をもらえるに越したことはないけれど、世の中そうそううまくいかないわけで。何ならお金をもらえるようになった今でも、わたしは一銭にもならないことをやりつづけている。

なぜなら、種を撒いてから収穫できる時期が来るまではしばらく時間がかかるわけで、にんじんを抜いたあと、何もない土をただボケッと眺めているのはもったいないような気がするからである。

そんなわけで、一銭にもならないけれどやっていることを書いてみる。

①TwitterやnoteなどのSNSをする

これはねー。1番やったほうがいいけど1番めんどくさいやつですね。特にTwitterなんて何人フォロワーがいようが、それが直接収入につながるわけじゃないし、モチベーションも下がりがち。

でも、「これはメモやな」と割り切って日々の学びや思いをちっちゃなメモに落とし込むような気持ちで2018年からちまちまやってます。

Twitterからいただいた仕事もあるし、noteから書籍につながったし、地道にやっていればなんとかなるものだな、と。

わたしは3年目のライターで人生経験豊かでもなければノウハウも特にないけど、自分の言葉でちゃんと本音を言う、自分らしくないことは言わない、というのはすごく意識しております。

あと、せめて1日1ツイートはする。noteはせめて1ヶ月に1度は更新する。生存確認も込めて。

②いいねとコメントをする

これも3年前からちまちまやってます。いただいたリプライはすべていいね。できたらコメント。最近では「書く習慣」でエゴサして、片っ端からいいねとコメントをしています。

これこそ一銭にもならない最たるものだけど、やっぱりせっかく呟いたものにいいねしてもらえたら嬉しいじゃない。あと、Twitterもnoteもコミュニケーションツールだから、誰かと絡まなきゃ始まらない。

自分が嬉しいと思うことは積極的に他人にもやっていきたい所存です。親指ひとつでできるので、こんなんで幸せのお裾分けができるならバシバシやります。喜んでもらえたらわたしもハッピーだし、win-winです。

③話題のコンテンツに目を通す

話題のものはとりあえず観る。ミーハーとか思われてもいいから観る。観るだけで知らない人とも共通の話題ができて盛り上がれるってお得じゃないですか。いわば言語を取得するのと同じだと思います。

個人的にはニュースを観るのと似ている。一般教養なんですね。『イカゲーム』も流行ってたけど、「それ本当に面白いん…?変な名前…」と変に穿った目でみて時間を過ごすより、さっさと観て「なんで流行ってるんだろう?」と考えるほうがよっぽど精神的にヘルシーです。

あと、最近だとNotionがアツいけど、私もよくわからないなりに1年前にアカウント開設して、とりあえず触ってみてる。YOUTRUSTなんて1ミリもわからないまま3投稿だけしてみたら、1週間後に投稿が広告に載ることになった。

よくわからないなりに新しいものをチェックしてみるのは大事にしていることです。

④友だちのプロダクトを買う

これは一銭にもならないどころか何銭も使っちゃってるんだけど、友だち間で経済をまわすのが好きです。

好きな人を応援している時間はハッピーだし、自分が応援される側の立場になったときに全力で応援してくれるし、ハッピーの連鎖しか起きない。そのプロダクトが自分に合っていまいが、リターンが特になかろうが、とりあえず応援する。応援して嫌な気持ちになることってあまりないもの。

余談だけどすごい人たちはみんなナチュラルにこれをやってくれる気がする。本を出したとき、一度だけ取材をしたことのある人や、前職の社長や、もう書く習慣ついてるやろ!という敏腕ライターさんまでもがこぞって買ってくれて、おおお応援されてる!ってなった。やはりやられると、好印象&しゅき度が強まるよね…。

友だち間で経済をまわすって素敵だと思っているので、最近では友だちのパーソナルにも通いはじめた。友だちへの課金、よいですよ。

⑤コミュニティに入る、集まりに行く

無料のも有料のもあるけど、何かしらつねにコミュニティには入っている気がします。そこには偶発的な出会いとやらが待っていたりするので…。

あと「BBQおいでよ」と言われたら、とりあえず行く。大人数はそんなに得意ではないんだけど、やっぱり偶発的な出会いを求めて。なぜかいつもBBQでは肉が全然食べられないんだけど、1-2人おもしろい人と出会える。

次の日は人疲れで寝込むこともあるけど、予定に余裕があるときはふらりと行くフットワークの軽さは大切にしていることかもしれません。


そんな感じのことを、2018年から延々と繰り返して今に至ります。お金がもらえるクライアントワークは大事。でも、一銭にもならないこともすごく大事なのよ。というお話でした。

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