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「動けば動くほど取り分が減る」フリーランスの交通費問題

地味だけどめちゃくちゃ大事だとおもうのよねー。

というのも、現在わたしは神奈川県の僻地(ほぼ鎌倉)(実家)に住んでいて、東京に出るためには往復3時間2,000円かかる。小旅行よ小旅行。

おまけに最寄駅まで徒歩25分で終バスも22時ぐらいなので、会食などがあるとタクシー帰宅になったりもする。

会社員のときは定期代に加えてタクシー代も出してもらえていたのでまったく気にしていなかったし、フリーランスになってから2年ほどは渋谷近辺に住んでいたので交通費もたかが知れていたけれど、今はちょーっと話が違う。

地味にこの「往復3時間2,000円」というのがデカいのである。

だって週に5日東京に出ていたら、15時間のロスに加えて4〜5万円ぐらいかかるわけですよ。恐ろしすぎてSuicaの履歴が見れないよ。

とはいえ、大体提示される単価にはそういった交通費もすべて含まれているので、別途請求するわけにもいかない。これが難しいのである。

仮に執筆料が1本3万円だとしたら、交通費を抜くと2万8000円。さらに、インタビュー時間の1時間に加えて、そこにたどり着くまでの電車のなかで過ごす往復3時間、執筆4〜6時間となるわけで、かなり割に合わない事態になってしまう。

要するに、動けば動くほど取り分が減ってしまうのである。

これをどうにかするべく、9月は週に1回、在宅デーを設けてみた。

在宅デーを設けないと、すぐに「そこは空いてますよ!」とか言って予定をぶち込み東京に赴いてしまうから、月はじめに先まわりしてブロッキングしておいた。優秀。

在宅デーを含めて数えてみたら、今月は家で仕事をしていたのが10日ぐらいだった。これは個人的には快挙である。

当たり前だけど、仕事はカフェ作業よりも、圧倒的に大型モニターと広々としたマイデスクがあったほうが捗る。つまり、家にいたほうが圧倒的に生産性が上がる、というのが持論だ。快適だし、人の目も気にならないし、お茶代もかからないしね!

あと、やっぱり現場仕事となると、自分の好きなように予定が立てられないのが本当にもどかしい。パーッと旅行に行きたいのに行けなかったり、決まった時間に決まった場所に行くのはやっぱり少しストレスだ。

性格がそんなに外交的ではないわたしにとって、家に引きこもるのは全然苦ではない。たまに近くのサウナに行ったり、旅行に行ったりするのは好きだけど、週5で東京にいるのはさすがに疲れてきた。

友人には、月に1週間だけまとめて東京に出てきているという人もいて、それはそれでいいなぁと思った。

交通費問題も含めて、もうちょっとちょうどいい働き方を見つけていきたいな。

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