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ズボラな民は誰かと一緒に暮らさないと詰む

最近、「ひとりオール」の法則に気付いたのでシェアしたい。

ひとりオールとは何なのかというと、文字通りひとりでオール(徹夜)してしまうことである。ちなみにわたしの場合はモーニング娘。の動画を観ているとオールをしてしまうことが多い。

そもそもわたしには田村ゆかりという推しがいるので、別のアイドルを好きになるなんて思ってもみなかったわけだが、ひょんなことから沼落ちしてしまったのである。

しかも、25年もの歴史があるグループなので、YouTubeに落ちている動画の数がハンパない。公式動画だけでも永遠に楽しめるのでわたしはオールを余儀なくされた。

それはさておき、わたしの生活がもっとも崩れまくっていた時期は「ひとり」でいるときが多かった。

ひとり暮らしのときはもちろん、同棲を始めて部屋を分けるようになったとき、両親が旅行に出掛けているときなどに、うっかりひとりオールを決めてしまうことが多いのだ。

先日、毎日2時に寝て11時に起きるわたしを見て母がブチギレていたのだが、わたしにしてみれば、この生活リズムはものすごくマシなほうである。

ひとりのときは、平気で朝6時まで起きていて、次に起きたら昼過ぎ、なんてこともあったし、昼ごはんも食べずに1日中パジャマで過ごすことも多かった。

でも今は実家なので、朝から母がゴソゴソと作業をしている音が聞こえるし、お昼どきにはごはんに呼んでもらえるので、まだギリギリ昼夜逆転とまではいかないような生活が送れている。

思うに、ズボラの民たちは第三者の存在によって、なんとか世間で言う「普通」の生活が送れるんじゃなかろうか。

フリーランスになったとき、よく家に入り浸っていた会社員の友だちが毎朝7時に起きていたので、わたしも頑張って起きていたし、コロナ禍では同棲していた恋人が毎日外に連れ出してくれたので日光を浴びれていたし、今は母がいるからこそきちんと食事が摂れている。

ズボラというのは恐ろしい。放っておくと「息をするのもめんどくせぇ」状態に陥るので、平気で食事を抜くし、外に出なくなるし、身の回りのことを何もやらなくなる。

でも、誰かと一緒に暮らすからこそ、「ちゃんと活動してみようかな」とか、「掃除しようかな」とか、「起きようかな」とか思うわけである。

ものすごーく不思議なのだが、ひとり暮らしのときは全然掃除ができなかったのに、同棲中は週1ペースで大掃除をしていた。料理もしなかったのに、毎日作っていた。

ひとりだとどうでもいいけど、誰かがいると気になってしまうのだろう。

現にこの前わたしが旅行に出かけていて、家でひとり過ごした母(オーガニック思考)が「夜ごはんをカップラーメンで済ましてしまった…」というので、わたしたちはみんな、生まれながらにしてズボラなのかもしれない。

だから、ズボラな民たちは誰かと住んだほうがいい。たぶん、ひとりだとヤバい。部屋は荒れ、食事はテキトーになり、日光を浴びずに死ぬと思う。

そんなわけで、わたしはもうひとり暮らしをする気はない。ひとり部屋はマストでほしいが、誰かの存在によってズボラを抑制し、人として最低限の生活を送りたいと思う。

そう考えると生物はよくできているよね。我々はひとりでは生きていけないのだ!

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