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ホメオスタシス。〜こころ編〜

昨日に引き続き
ホメオスタシス(生体恒常性)についてです。
「ホメオスタシス。〜身体編〜」はコチラ↓

ホメオスタシスは生物に使われる用語なのですが
今回は「こころ編」といたしまして
心理学的ホメオスタシスの記事を書きます。

心理学的ホメオスタシス

現在の生活様式や自分自身などを変えようとした時に
なるべく変えないようにする心理
を表します。

良くいえば
現状を維持しようとするので生活が安定します。
悪くいえば
新しいことをしようとする自分を邪魔してしまいます。

日常では
いつも通りに、いつも通りのことをしていますよね。
これが安心や安定に繋がるのですが
たまには
いつもと違う場所へ行き、違う人と交流して
違うものを選ぶ刺激も大切です。

生きていく上で、ひと、もの、ことなど
全てにおいて
出会いがあり、別れがあるのが世の常です。

では
心理学的ホメオスタシスをうまく作用させるには
どうすればよいのかを考えます。

コンフォートゾーン

【コンフォートゾーン】
「快適な空間」を意味する語である。
心理学などでは、ストレスや不安が無く
限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す。
天文学の世界では、生命が存在する可能性がある
ハビタブルゾーンの別名である。
建設業界でも、快適性評価に関連して使用されることがある。
Wikipedia

今ある当たり前、というものは快適であります。
そうではない生活をされている方が
いるかもしれませんが
基本的には
自分が心地よいと思うものを手にとっているはずです。

ということは
新しいものやコトに触れるのは
快適から離れて、とても胸をザワつかせるのです。

何か新しいことを始める場合は、これを逆手にとり
新しいことをしている自分を当たり前にすることで
今までとは違うコンフォートゾーンに変更できます。

すなわち
心理学的ホメオスタシスを機能させない
こととなります。

身体的にはホメオスタシスが必要なので
「自律神経」「内分泌」「免疫」
3つの機能のバランスを保ち
健康の維持をしていきます。

こころ的には
心理学的ホメオスタシスを機能させないように
自分のコンフォートゾーンを変化させていくことが
新生活を送るうえで大切になっていきます。

ホメオスタシスのまとめ

そもそも、身体的ホメオスタシスを保つのが難しい春。
一生懸命、恒常性を保とうと頑張っている身体に対して
心理学的ホメオスタシスは
新しいことへの困難さが生じる相反したバランス関係。

習慣化させることが大切であるということの
理由のひとつに
心理学的ホメオスタシスが関係している
といえるかもしれませんね。

今一度、自分が習慣化していることを
見直してみるとよいかもしれません。

…なんて書いていますが
実は、ホメオスタシスの記事は
現在の私に言い聞かせているものです(笑)
毎年ですが
春になると、何となく(←重要)体調が優れないので
テコ入れしたいなと思っております。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまたね。

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