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【団塊世代の経営者と上司に告ぐ】ほんまに売る気あるんか?

ちょっと頭のいい新卒や、起業したばかりの人で自分の経歴や自分がやっていることに自信がある人にありがちなのが、人からアドバイスをもらったことに対して「だって○○だから今はできないじゃないですか」とか「でもね、「そもそもこの事業のコアコンピタンス自体見直すべきところなのに何で私が否定されるんですか?」的なちょこっと上から目線の否定。笑。

結構いますよね、横文字使えば仕事できると思っていろいろ横文字使う人。けど日本人なんだからきれいな日本語できっちり「ビジネス」ではなく「お仕事」をしたらいいと思います。結構横文字使う人にいろいろと細かく質問すると、結局自分のコアコンピタンスがずれてるって人が多い。

あ、ちなみにコアコンピタンスってのは核となる(core)能力、(competence)、他にはない強み、他がまねできないような得意分野のことを言うわけです。例えば同業他社との差別化ポイントになるような技術やサービス、特色・特徴を指していう言葉です。

で、コアコンピタンスについてという言葉をここで使ったので、同業他社との差別化について、少し触れようかと。コロナウィルスの影響により世界中がとにかく大きな変化をしています。そんな大きな変化に順応してい行くために、果たして今の自分たちの商売をどのようにして売っていくのか、ということを考えていかないと本当につぶれてしまうのではと思っています。

残念なことに老舗の色んな会社や色んなお店が看板を畳んでいます。一方で歴史あるお店が生き残っているのはなぜだろう、といろいろと私なりに色んな事を調べてみました。

日本で最古の会社、知ってます?

余談ではありますが、日本最古の会社、知ってますか?その会社は「金剛組」。聖徳太子が活躍していた時代にまでさかのぼります。そんな金剛組も、負債を抱えて会社存続のピンチの時がありました。そこは人と人とのつながりと絆で存続の危機を脱した、というストーリーがありますが、今の時代本当に何が起きるかわからなくなってきました。

今の時代をうまく生き残る方法は何だろう

そこで、コロナウィルスと闘いながら上手に今を生きるためにはどうしたらいいのか、ということを考えてみました。今あるものをどうやったらうまく生活の糧、つまりお金に変えることができるのか。

それってやっぱり人のアイデアなのかなと思うんですね。

例えば同じ鉄工所や同じ部品工場の人たちでも、いち早くコロナウィルスの感染予防に対して、自分たちができることは何だろう?を考えたとき、アイデアと発想力がある人はそれに対応したものを発明し、形にして販売を始めた。

そして外出を控えるように、と言われた中でアパレル業界もホームウェアを充実させ、オンラインショッピングに力を入れたところは売り上げを伸ばしている。

外食産業、マクドナルドが独り勝ちしているのは、いち早くテイクアウト対応のみにしたからだ。ウーバーイーツが一気に加速して出前館はダウンタウンの浜ちゃんのあのコマーシャルで爆発的に流行ったし、同じ飲食でも宅配ができるところは何とか踏ん張っている。

こんな感じで新しいことにどんどん参入しているところは縮小営業していても少しずつ収入があって何とか生活できている、というところもある。

不思議とコロナであっても人気店はいつでも行列ができているから不思議だ。

そこで、こんなことを書いていると必ずこんな意見が出る。

「うちは違うから」

「そんなのごく一部の人のことでうちはそんなことができるわけがない」

「うちの事情も知らないくせに知ったようなことを書くな」

ってね。笑。

はい、ドキッとしたひと、今からその心改めましょね。笑。

何が言いたいかっていうと、つまりさっきも書いたように、アイデアとちょっとした角度を変えた見方で今あなたが持っている商材は売れるってこと。
そして、その商材が売れる見込みがないのにしがみついているなら新しい発想で新しいことを始めること。

でもやっぱりその商材が大事、って思っててやめる勇気がないならどうした損しないか新しい事を考える、それから新しいアイデアをくれる人やそんなアドバイスをくれる若い人達にしっかり耳を傾けて話を聞く姿勢をとること。

ここができてない企業のえらいさんや個人事業主があまりにも多い。

わたしがここまで苦労してやってきたことをぶち壊すつもりか!!

・・とまあ、半沢直樹に出てきそうなセリフを言う人も出てきそうだけど。笑。

ちゃいますやん、ここまで苦労してやってきたことを守るために今必要なことは何かってことを考えまひょか、言うてますねんで。っていうことに対して耳も傾けずにいるとあんさん、損しまっせ。ってことなんですよ。

今の若い子たちのITスキルも、発想もアイデアも本当にびっくりするくらいの思想を持っていて面白い。そんなアイデアの宝庫を放置している人、「今の若い奴らは勝手だ」とか言うてる人、まじで損してる。

自分らが若かったころのことを思い出してみてほしいなーとも思う。ほら、もっと失敗して怒られて怒鳴られて、くっそーってなってませんでした?

失敗したら終わり、ではないし、失敗したらしたでまた次の新しい戦略考えたらよろしいやん。それが新しい時代、コロナと仲良く順応した生活をしていくってことなんかなあと感じるこの頃。





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