見出し画像

徒然なるままに、東京でこの言葉を見て我に返った件。

今期最後の日と、新しい期に入った日に、まさか東京に来れるなんて贅沢だ。と思いながら新しい事業の打ち合わせに東京入りした。新しい事業は展開する準備期が一番楽しい気がする。

打ち合わせが順調に終わって、新規取引先となる代表とお話をしていた。最近、老舗と言われる会社とのお話が進むことが多く、打ち合わせにお時間を取ってくださったこの会社も歴史がある会社なのだが、小規模で今は7人のスタッフさんを抱えている。人を雇う、ということはそれだけその人たちの生活を抱えていってあげなければならない、ということで、会社を運営する側としても大きな責任がかかる。

そんなことが60年以上も続けられたという会社。

人を大事にしているということがとてもよく分かった。やっぱり仕事は人と人の心がつながっているからこそ成り立つのだと感じた。

こんな素敵な商談ができて、4月1日を迎えたのであるが・・。

まず立ち寄ったのがここ。

画像1

この写真を見て誰しもが「おいしそう!」というに決まっている。だっておいしかったんだもん。笑。東京は南青山にある天ぷら屋さん。
青山は何度も何度も行っているけど、こんな路地裏にまで足を運んだことはなかった。何でこんなお店に行けたかというと、これも本当に不思議なご縁で、ことの発端はクラブハウスから始まる。

クラブハウス、最近は変な投資の話やらビジネス成功のカギは?なんていうコミュニティーになってしまったが、まだ登録している人が少なかったときは、いろんな著名人と気軽に話せる情報交換の場だったのだ。

そんなときにであったクラブハウスの中の一人に、宮崎謙介氏がいた。

そ、元衆議院議員。不倫疑惑で話題になった彼だ。真面目な話でクラブハウスは盛り上がっていて、そこから何故かうなぎの話になったのは記憶している。

そんな宮崎氏がクラブハウスで話していたところに、南青山の天ぷら屋さんがルームに入ってこられ、交流をして、そこからご縁をいただいた。

そしたら、なんとその天ぷら屋さんの大将は土地柄とお人柄なのだと思う。。ものすごくいろんな方とのつながりを持っておられ、その中の一人、いや、数人が私の共通の知り合いだったのだ。

いやー、東京と大阪なのにこんなに共通することがあるのか!というくらい本当にびっくりする人とのご縁。これは東京行ったら絶対にお邪魔しなくては。ということで今回初めてお邪魔した次第。

画像2

美味しさついでにもう一回しつこいくらいに写真を上げておこう。笑。
お箸がまず可愛かった。そして天ぷらのボリュームに感動した。昼のランチはこんな感じでどんぶりメニューが主になっているが、夜はコースになっているみたいで、カウンターの奥にあった日本酒が気になって気になって。笑。

今度は夜に来たい店。人と人のつながりって本当に不思議だなあと改めて感じた。

【お店情報】
てんぷら石原
http://tenpula.com/
外苑前徒歩2分、ユニマットさんの真裏あたり、路地裏のお店です。
並天丼 990円~
写真は海老野菜天丼味噌汁付き1600円


そして、ここから青山1丁目の交差点に向かって銀杏並木を横目に歩く。すると、かつてお世話になっていたホンダの本社ビルが見えてきた。

そこにこんなキャッチコピーがあった。

画像3

「夢は挑戦の先にしかない」。

夢応援プロジェクト、夢を語るというコンテスト、夢を叶えるためのセミナー、コーチング・・。色々商売にしている人はたくさんいる。でも、夢を叶えるという言葉はとてもやさしい言葉だと思う。

夢は夢として夢見る夢子ちゃんのままで事業を語っていても、夢は夢で終わってしまう。想いを伝えたって、想いだけでは仕事にならない。

結構これ、シビアな話だけど、夢は自分のエステサロンを持つことです。とか、夢はいつか海外で事業展開をすることです、とか、夢は自分の城を持ってタワーマンションに住むことです。っていう人はいる。

でもこれ、本当に夢で終わらせてしまう人は、結局そういう生活ができている人を僻んでしまい、やっぱり自分では無理だと思ってあきらめてしまう人。

なぜ夢を語るだけで実践しないのか、これがまさに夢は挑戦の先にある。なんだと思う。野球選手になりたいっていう人が、バットを振らないわけはないし、サッカー選手になりたい人が音楽活動をしているわけではないと思う。挑戦の先に何が見えるのか、挑戦していないのに夢はあきらめてしまうのは大人のいけないところなのかも知れない。

夢の先に目標がある、という人もいるけれど、私は逆だと思っている。
目標の先に夢があって、実現するのだ。

なんだか今日は、当時まだレーサーのマネージャーとして本田技研にお邪魔していた時の緊張感を思い出した。

そして、そんな緊張感と共に、初心に返るつもりで「朔日参り」に愛宕神社を選択した。

愛宕神社は階段に、曲垣平九郎が馬で梅の花を取ってきた、という由来があり、出世の階段なんて言われているそうだ。そんな由来があって出世の神社、とも言われているらしい。

4月1日ということもあってか、新入社員数名の団体と出くわした。

みんなキラキラ活き活きとしてたのが印象的。出会った人が出世したらいいなと思う。そして私もいつもありがとうございます、という感謝を伝えてまた急な階段を下った。

まー、この神社、よし!行くぞ!と少し覚悟していくことをお勧めする。
傾斜40度、その段数86段!結構な階段の幅もあるので、いい運動になる。荷物は軽装をお勧めする。。

私はこの日結構なビジネスバッグを抱えて階段を上った。もちろん途中であきらめそうになったが、振り返って下を見た瞬間、降りるのをあきらめた。笑。それくらい急こう配で、ボリュームがある階段だった。

さらにその前に食べた天丼が胃を刺激して、胃が苦しくて登りきるのに結構時間がかかった。でも、登り切ったら素敵な神社の境内で、やっぱり息が上がってもここに来てよかったと思えた。神様ありがとー!!

これで出世間違いない、と思いたくなるのもわかる気がした。笑。

画像4

ちょっとストイックに修行したい時、ちょっと自分の精神面を鍛えたい時にまた行ってみようと思う。その時には、軽装備、ビジネスバッグはやめておこうと思う。そして、ここに行ってから天丼を食べようと心に決めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?