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旅は道連れ

彼女はこう僕に声をかけた

「荷物見つかりました?」

「あ、はい。この後の便で届くみたいなんで、待つことにしました。」

「そうなんだ。よかった。私は行方不明・・・。どうしよう・・・」

どうやら、彼女の荷物は見当たらない・・・。なんか気の毒だなぁ~

と思わずにはいられなかった。

「僕に何かできることってありますか?」

とっさに言ってみたものの・・・

「あ、ごめんね。変に気を遣わせちゃったね・・・。仕方ないから外でてなんとかする。よい旅を。」

そう返してくれると、彼女は僕に笑顔で手を降って、その場を後にした。

ーーーーーー

3時間後、僕は無事荷物受け取ることができた。

取り敢えず、待っている間に宿の予約も済ませたので、さ、向かおうと

スマホに目をやると、目を疑った!!

自分はこの周辺の宿を予約を入れたつもりでいたのだが・・・

全然違う場所の宿を予約していたことに気付く!


つづく



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