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【レコ記⑪】地元のバンドシーンwithコロナ

 緊急事態宣言の期間が5月末まで延長されていますが、ライブハウスが営業開始できるのはいつになるのでしょうか。6月頭から一斉に通常営業!となれば良いですが、その場合でも全く元通りとはいかないのだと予想します。(入場人数制限があったり、バンドの転換と一緒に換気タイムがあったり?)タイトルの件、大それたテーマですが、できるだけ自分に関係のある範囲で「コロナウイルスが与える地元バンドシーンへの影響」について考えたこと書きます。(5/14追記:福岡県の緊急事態宣言解除が早まる可能性が出てきましたね。)

1.地元バンド VS メジャーバンド(withコロナ)

 お客さんを入れてのライブができなくなったことで、多くのバンドが音源を無料公開したり、無観客ライブの配信をしたりとインターネット上に活動の場を移しています。ところが、これはメジャーなアーティストも同様なんですよね。この1か月で多くの超大物アーティストがMVやライブ映像の無料公開に踏み切っています。その結果、リスナーの中で以下のようなことが少なからず起きていると思います。(もちろん、無意識に)

 ・○○聴くならミスチル聴くわ…

 ・○○聴くならBUMP聴くわ…

 ・○○聴くならHi-STANDARD聴くわ…

などなど。(直近発表されて印象に残っているバンドを挙げました)

もともと好きなメジャーアーティストの無料コンテンツが充実したうえ、新しい音楽を聴く大きなきっかけであった「ライブ前の予習」がなくなることで、地元バンドの音楽を聴く時間が減っているのではないでしょうか。私自身、「○○(好きなバンド)の次のライブで対バンする○○ってどんなバンドだろう?聴いてみよう」がなくなって、新しい音楽の開拓ができていません。アマチュアバンドにとっては結構厳しい展開です。

The Fie-Feeも1stデモシングルから2曲、フル音源を無料公開していますが、再生回数は合計24回と伸び悩んでいます。もっとも、これはThe Fie-Feeが無名だからであって、コロナのせいにするつもりはありません。ただ、動画の数・クオリティではメジャーなアーティストに絶対勝てないので、他と同じことをやってもダメなんだろうなという考えが強まりました。

2.明るい話題

 ネガティブな話をしてしまったので、明るい話もします。コロナウイルスによる営業自粛に伴って、福岡県内のライブハウスや練習スタジオの多くがクラウドファンディングで支援を募っていますが、目標金額を達成しているお店が増えてきています。また、目標金額には達成していないところでも、100万円単位のお金が集まっています。みんな苦しい中で、これだけのお金が集まっているのは凄いことなんじゃないでしょうか。(私も微力ながら、特にお世話になっているお店を中心に何件か支援させていただきました。)

ただ、多くのクラウドファンディングが立ち上がった当時は緊急事態宣言の期間はGW明けまでの見通しであり、ここまで長引くことが想定されていたかは疑問です。目標金額をクリアしていないお店はもちろん、クリアしているお店にも、引き続き支援が必要な気がしています。

・ライブハウス(全国・県別)のクラファンまとめはこちら↓

・ライブハウス以外も含む、北九州のクラファンまとめはこちら↓

※リストから洩れている店舗や最近立ち上がったため載っていないプロジェクトもあると思います。お気に入りのお店のプロジェクトがないか、都度検索されることを推奨します。

各クラウドファンディングの支援者数を見ると、本当に多くの方にライブハウスが愛されていることが分かります。自分たちで守ったライブハウスが営業を再開したら、Beforeコロナより多くのお客さんで賑わいそうですね。「営業再開したら見たいバンド」の1つに加われるよう、The Fie-Feeも頑張ります。

3.本日の制作状況

 引き続き、ギターとボーカルの練習に励んでいます。10日に録ったドラム&ベースの音源も送ってもらったので、それに合わせていい練習ができています。やはり、自力で録ったプリプロの音とは雲泥の差です。やる気も出ます。

それと並行して、各曲の進行表も作っています。本当は9日以前に作っておきたかったのですが、このタイミングになってしまいました。ドラムとベースは基本1トラックで、曲中ずっと鳴っているのであまり進行表が必要ありませんでしたが、ギターやボーカルは曲中に鳴ったり消えたりするのでこれが必要になってきます。↓こんな感じで作っています。

無題

連日長くなってしまいましたが、ここまで。読んでいただきありがとうございます。


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