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【レコ記㊳】過去に自分が作ったフライヤーを批判してみた(フライヤーデザインを考える)

 CDの発売に向けて、フライヤー(ちらし)を作ろうと思ったのですが、これに先立って、今年1月に初めて作ったフライヤーを見返していました。当時は自分なりに頭をひねって考えたものですが、コピーライティングや文章の書き方に関する知識を多少身に着けた今となっては、突っ込みたい所がたくさんあります。今回は、自分で作った当時のフライヤーを批評的なスタンスでレビューしてみたいと思います。

・過去に制作したフライヤーのレビュー

当時のフライヤーコメント

↑当時のフライヤー(当時はメンバー4人)

 はい、こちらが初めて作ったフライヤーになります。Picky-Picsというフリーのサービスを使って2~3時間で作った記憶があります。赤字で振った番号の順に、各部分をレビューしていきます。

①キャッチコピー

 「The Fie-Fee」のテーマという曲の歌詞からの引用です。Fie-Feeというバンド名を知らない人でも正しく読めるようカタカナ表記の部分を使ったり、二回繰り返したりと覚えてもらう工夫をしています。文としては意味不明ですが、目を引くという意味ではそれほど悪くない導入かもしれません。声に出したくなるくらい、もう少し語呂が良ければ及第点といったところでしょうか。

②アーティスト写真

 「急遽撮りました」感がぬぐえません。他のバンドのアーティスト写真と比べるとやはり見劣りがします。構図やポージングは悪くないだけに、背景や衣装にもう少し気を使えていればと思います。

③バンド名

 フォントがフリーなのが残念。読みやすいですけどね。今はバンドロゴがあるので解決できそうです。(こちら↓)

バンド名アイコン

④経歴

 この部分が一番問題ありだと思いました。5年前に存在した旧フィーフィーを知っている人には多少響くかもしれませんが、初見のお客さんはこれを読んでどう反応すればいいんでしょうね。どういう音楽をやっているのか、何をコンセプトとしているのかが全然読み取れません。最後の2行は少し考えている感がありますが、当時はまともに試聴音源を用意できてなかったことを考えると、「ジャンルはあなたが決める」と言われても「知らんがな」という反応が自然だと思います。

⑤メンバープロフィール

 名前と担当パートしか載せていないバンドが多い中、メンバーの特徴(?)や音楽の嗜好を載せているのは評価できます。(ちゃんとメンバーに取材して書きました)

⑥ライブ情報

 必要最小限の情報が記載されています。弱点としては、ライブ情報自体が目立たないことと、そのライブが終わった後はこのフライヤーが使えなくなることでしょうか。ライブ情報は、それを発信しているSNSへの誘導をメインにし、具体的な日付は書かない方が良いのかもしれません。画像として使うwebフライヤーの場合は、問題ないですけどね。

⑦SNS情報

 ド直球に「今すぐフォロー!」と言っています。こちらの要求を直接的に言うのではなく、このアカウントにアクセスするメリットを表現すべきでした。例えば、1stデモから○○のフル音源を公開中!など。(もっとも、当時はその材料がなかったわけですが。)


以上、過去の自分の作品への熱い批判でした。これらのポイントを踏まえて、1stアルバムのフライヤーは少しでも良い物を用意したいと思います!

本日はここまで。いつもありがとうございます。

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