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The Fie-Fee 1stミニアルバム制作日誌

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2020年5月の記事一覧

【レコ記㉙】幸運のフィーフィー

我々The Fie-Feeは、非常に運の良いバンドです。   本日5/30は、ライブ動画の撮影をやっておりました。それも、個人の携帯のカメラ1台で録るような簡易なものではなく、動画はプロのカメラ4台で撮影、音声は各楽器にマイクを立てて収音という立派なものです。 ぽっと出の新人バンドがどうしてこんな撮影ができたかというと、株式会社Wafel様の新しい動画配信サービス、「THEATER WAFFLE.」の1コンテンツという形で撮影いただいたからです。普段はイベントの企画や撮影

【レコ記㉘】ジャケットデザイン完成!

 北九州市にコロナウイルスの第二波が来ていますね。市内の感染者数を見ると、3,4月を上回るペースです。緊急事態宣言解除で一歩前進した気になっていましたが、まだまだ長期戦となることを思い直しました。 音楽活動においても、オンラインでの発信に重きを置かざる得ない状況が続きそうです。我々The Fie-Feeも、先日の記事で宣言した7つの作戦に沿って日々格闘しております。(詳しくはこちら↓) その中の、作戦②「ビジュアルデザイン」で大きな進展がありましたので、今回はその報告をさ

【レコ記㉗】配信時代のライブMC

 The Fie-Feeの1stアルバム制作日誌(レコ記)の全体ビューが、今朝1,000回を突破しました! 本当にありがとうございます。これが早いのか遅いのか比較対象がないので分かりませんが、無名のバンドマンの長文が1,000回読まれたと考えると本当にありがたいことです。 1.本日の制作状況 本日5/28(もう昨日)は、バンド練習でスタジオに入っていました。(写真も動画も撮れず...)しばらくレコーディングばかりだったので、3人で同時に演奏するのは結構久しぶりでした。もうす

【レコ記㉖】青春の青

 収録曲紹介シリーズ最後は、「夜明けのティーンエイジャー」編。アルバムを締めくくる一曲を紹介します。 1.収録曲紹介⑥ 夜明けのティーンエイジャー ○○ティーンエイジャー、ティーンエイジャー○○っていうタイトルの曲、ここ数年日本でもよく見かけるようになりました。今タイトルを付けるなら、ひねくれ者の私はもっと全然違うタイトルを付ける気がします。 当時は「あるコンセプト」を持ってこのタイトルを付けた記憶があります。それは、「ティーンエイジャー」という言葉を使わずにいかに十代ら

【レコ記㉕】もう一つのモータウンビート

 収録曲紹介5曲目は「3番のバス」編。この曲については、過去の記事(↓)で少し触れていますので、今回はそこで書いたこと以外の部分を掘り下げたいと思います。 1.収録曲紹介⑤ 3番のバス  この曲を作ったのは17歳のとき(高3)でしたが、こんな曲を作りたいというモデルが2曲ありました。どちらもマーシーこと真島昌利(当時ブルーハーツ)のソロ作品で、「オーロラの夜」と「空席」という曲です。 ・オーロラの夜/真島昌利 ・空席/真島昌利 この2曲はマーシーの作品でも特に好きな2

【レコ記㉔】現実はとても厳しい

 今回からまた、収録曲紹介の続きです。4曲目は「The Reality Is So Hard」編。ずばり、「現実はとても厳しい」ですね。タイトルが長いので頭文字をとってTRISH(トリッシュ)と呼んでいます。 1.収録曲紹介④ The Reality Is So Hard  冒頭の「井の中で跳ねるより前に 大海を知りすぎた蛙」は、10代の終わり頃の私自分を一言で表したものです。高校生バンド大会で優勝した後、そのまま「井の中の蛙」として調子に乗れば良かったのに、一線級のすごい

【レコ記㉓】レコーディング本番4日目

 レコーディング本番4日目(最終日)は、残りのボーカル2曲とアコギ2曲録り!夢のような時間が終わってしまいました。このアルバムが良いものになる確信と共に、最終日の模様をお届けします。 1.本日の制作状況 当初目標通り、残っていたボーカル2曲の録音が完了しました。自分で作った曲ながら、歌うのが難しいと感じている「The Reality Is So Hard」と「Minority Report」の2曲です。案の定苦戦しながらですが、何度も歌い直し、ベストテイクを重ねることができ

【レコ記㉒】全てを費やせ

 アルバムの収録曲紹介も3曲目!今回は「Spend all」編。曲名の意味は直訳そのまま、「全てを費やせ!」です。 1.収録曲紹介③ Spend all  音楽で生きて行こうと都会に出てきたマニング少年が、世間の荒波に揉まれながら格闘するあたりを描写した曲です。前曲「モッズビートでお別れさ」とは対になるような曲で、The Fie-Feeのライブでも2曲続けて演奏することが多いですね。 というのも、前曲はベースが半音ずつ下がっていくクリシェのコード進行でしたが、今曲は逆に1

【レコ記㉑】モッズなクリシェでお別れさ

 前回から、アルバム収録6曲の紹介を始めています。今回は2曲目、「モッズビートでお別れさ」。作ったのが17歳なので、もう10年近い付き合いになる曲です。 1.収録曲紹介② モッズビートでお別れさ  十代の頃は、まずコード進行を作り、それに合うメロディをひねり出し、最後に歌詞を付けるという強引な作曲法をとっていました。この曲も例にもれず、Aメロの「C→CM7→C7→F→Dm→DmM7→Dm7→G」というコード進行がまずそこにあって、メロディと歌詞が後付けられた曲です。ベースが

【レコ記⑳】少数派の調べ

 今回からシリーズ的に、アルバムに収録される6曲をデモ(プリプロ)付きで紹介していきたいと思います。曲順に沿ってやっていきます。 1.収録曲紹介① Minority Report マイノリティ・レポートというスティーブン・スピルバーグ監督の同名作品(映画)をご存知でしょうか。タイトルはそこからとっています。その映画の中では「少数報告」と訳されているこの単語ですが、私の曲では「少数派の調べ」という意味を持たせています。「調べ」という単語には①調査という意味と②音楽の調子という

【レコ記⑲】サブスクリプションはどうか?

 前々回の記事でマーケティングについて長々と書きました。目標再生回数だ無料配信だとか言っている割に、サブスクリプションサービスを使う気はないのかという指摘がありそうだなと思ったので、触れておきたいと思います。(前々回の記事↓) 1.サブスクに手を出すかどうかの検討結果※以下はオンラインでのマーケティングについてであり、地元で手売りするCDとは別物とお考え下さい。 まず前提として、今回の1stアルバムはいずれ動画という形で全曲無料公開しようとしています。聴きたい人は無料で聴

【レコ記⑱】分業化するまでが難しい

 前回書いた通り、アルバム制作はレコーディングと並行してプロモーション材料作りに入っています。一番重たいものは「アニメーションPV」作成なわけですが、これは一人ではできません。私は「絵心ない芸人」なので、作画はメンバー(ドラムの明珍)にお願いすることになります。何を描かされるかもよく知らされてないのに即OKする明珍、さすがです。 1.本日の制作状況 物語の脚本を書き始めようと思ったのですが、最も時間がかかるであろう作画作業がスタートもしていないままなのは不味いと感じ、アルバ

【レコ記⑰】マーケティングを考える

 今回制作しているアルバム、良い音源になりそうです。前回の日誌で書いた通り、レコーディング自体は終わりが見えてきているのですが、サウンドチェックしている限り、自分たちの実力以上のものが発揮された作品になることは間違いありません。(残り2曲のボーカルもしっかりやります。) しかしながら、"アルバム制作全体"で観るとようやく半分の仕事が終わりつつあるという所だと言えます。音源ができたなら、それを多くの人に聴いてもらう方法を考えて、実行しなくてはなりません。アルバム制作日誌は後半

【レコ記⑯】レコーディング本番3日目

 レコーディング本番3日目は、リードギターの残り4曲とボーカル&コーラス録り!何とかノルマクリア達成しました。今回は、レコーディング本番3日目の模様と、この2日間で発見したことをお送りします。 1.本日の制作状況当初目標:リードギター2曲完了 & ボーカル3曲完了 に対し、   結果:リードギター2曲完了 & ボーカル4曲完了 でした! これで、レコーディング本番4日目(最終日)はボーカル2曲だけとなりました。録音に関しては、無事終わりが見えてきた格好です。 まず