【レコ記㉔】現実はとても厳しい

　今回からまた、収録曲紹介の続きです。4曲目は「The Reality Is So Hard」編。ずばり、「現実はとても厳しい」ですね。タイトルが長いので頭文字をとってTRISH（トリッシュ）と呼んでいます。

１．収録曲紹介④ The Reality Is So Hard

　冒頭の「井の中で跳ねるより前に 大海を知りすぎた蛙」は、10代の終わり頃の私自分を一言で表したものです。高校生バンド大会で優勝した後、そのまま「井の中の蛙」として調子に乗れば良かったのに、一線級のすごいバンド達と対バンするうちに自分の程度の低さに気づき、活動を続けていく意味を見失ってしまったんですよね。今思えば、そこで頑張って続けてナンボだろ、という話ですが、あのまま続けていてもやっぱりダメだっただろうなとも思います。

この曲は、都会に出てきたマニングが音楽で挫折するシーンなので、上記のような自分の経験を彼に重ねて、リアルな心情を描写しました。

サウンド面では、私の曲としては珍しくマイナー調（暗い）でギターのリフがメインになっていることや、サビの輪唱（ツインボーカル風）が特徴的です。Bメロのコード進行にも一工夫を入れいています。dim初めて使いました(笑)　参考にした特定の曲はありませんが、普段聞いている70年代UKの影響がにじみ出ているように感じます。

過去の記事で貼ったのと同じものですが、プリプロはこちら↓

本番の音源はプリプロの100倍良くなりそうです。↓は昨日の記事にも貼りましたが、サビコーラス確認時の動画です。

「The Reality Is So Hard」のコーラスもバッチリ仕上げて頂いております！ pic.twitter.com/LmCnXhzuzT

— The Fie-Fee official (@The_Fie_Fee) May 24, 2020

他の曲はだいたい10代の頃に作った曲ですが、これは2020年に入ってから作った曲です。他の5曲と整合を取りつつ当時の自分より良い曲作らなきゃ...という謎のプレッシャーがありましたが、なんとか納得のいく曲ができました。早く、早く、完成版の音源を聴いていただきたいです。

※追記：サビの英語何言ってるか分からないと思うので、訳と一緒に記載しておきます。↓

The reality is so hard, I can't beat them always

現実はとても厳しい　俺はいつも奴らを倒せない

The reality is so hard, (I'm) trying to escape from rules

現実はとても厳しい　俺はルールから抜け出そうともがいている

Raise your flag, keep on fighting with us

旗を掲げろ　俺たちと共に闘い続けてくれ

Raise your flag, keep the music turned on

旗を掲げろ　どうか音楽は止めないままに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。