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みりいさん 230701 だるんだよねー

Zoom開口一番
「先生、だるいんだよねーー」

お、おう、どした。。。

聴くと、最近学活続きらしい6年生の彼。
6年生と言えば、一大イベント、ということでピーンときた。

修学旅行の話し合いかい?
大当たり~~~

修学旅行のことだったらとても楽しそうじゃない?
でもクラスではあまり発言したくない子が多く、
さらには女子が多めのグループになってしまって、
彼曰く
「詰んだ」らしい。

それはなんとも、おつかれさまだねえ。
と声掛け。

ふう、と気を取り直してレッスンに戻ってくれた。

つい2週間前くらいに12歳になったばかりなのに、
自分の気持ちを出せて、
言っても相手が解決できないことを知っているから多くを望まない。
よくできた子だよなあ、といつも感心する。
そしてきっと、自分の力と周りを頼って成長していくのだ。

いつも子どもたちと一緒に居させてもらうと、
信じることを力にする場面を目の当たりにする。
つい、大人目線でいろんなジャッジが働いてしまうけれど、
今を生きている彼らにはそんなの本気でどうでもいいことになる。
大人からの言葉なんて、ほんと手を添えるだけに近い感覚。
ちょっと言葉の表現が増えていたり、
何度も同じ経験をしているから身に染みていたり、
そーんなもんです。

子どもを「何もわかっていない人間」と侮るなかれ。
自分が小さい頃もそうだったでしょ?


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