見出し画像

みりいさん 20230609 遊びの天才

ピンポーン

「食事時間が少なかったから間食できなかった」

というZoom名でおでまし。
Zoomを立ち上げ、子どもが来るのを待っていると
時折こうやって表示名を変えてやってくる。
一瞬何かのラノベのタイトルか?
ってくらい長いのだが、
そこをつっこみつつレッスン開始。

「食事時間少なかったの?」
「そう、全然食べれなかった」
「そっか。てことはお腹すいてる?」
「いや、そうでもない。それよりもさー先生ー」

とこれを口火に始まったのは
今日の学校がいかにしんどかったか。
運動会の練習があったので、体力的にも
委員会や係の仕事で心理的にもおつかれの様子。
「そりゃ〜大変だ」「うんうん、わかるよー」
と話を聴くことで少しでもスッキリしたらいいなと思う。

つい先日は入室時から
「死亡者」として入ってきた。

おいおい、レッスン始まってもないのに死ぬな。
と心ではつっこみつつ、

「なんだい、今日はもうお疲れかい」
と声をかけると何があったか詳細を話してくれる。

オンラインレッスンと聞くと、パソコン画面を前に
子どもが集中できるのか?
という質問をしてくる方が多い。

正直、パソコンがすでにおもちゃなのだ。
そして、画面の向こうは動く人がいる、
自分に話しかけてくれる、
それだけで楽しんでくれるのだ。
今日もどうやって遊びに来てくれるのか、
私はいつも楽しみに待っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?