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幸せの正体

幸せってどのような時に感じるか知ってますか?

甘いものを食べた時、 見たかった映画が見れた時、等いろんなシュチュエーションが思い浮かぶと思います。

しかしそれは本当に幸せでしょうか?

幸せ = 快楽が混同してる人が多いと思います。

私自身もその一人でした。

普通の人より快楽に溺れてきた私は幸せになるどころか、むしろ心が寂しい人間になりました。

何をやっても満たされないからです。

なぜ満たされなかったのか、それは幸せと快楽を履き違えたからでした。

快楽とは一瞬、その一時にしか味わうことのできない麻薬です。脳のホルモンが感じる一瞬の科学反応でしかありません。

これは娯楽のため一瞬スナック感覚で味わうにはいいかもしれませんが、

人間は抗体がでてしまうので、その刺激に慣れてしまいます。そのため前の刺激では満足できなくなり、そのためその刺激をもっと得たいが為に全ての出来事をおざなりにして、強い刺激を得ようとして本当にしなければならないことすらもできなくなってしまいます。

スマホ依存はまさにその例です。常に刺激的な情報に飢えスクロールを繰り返し、スマホに膨大な時間を食われてしまいます。

では幸せとは一体何なのか、結論からいいます。

それは 承認を得ることです。

人には承認欲求があります。人から存在を認められた時初めて存在することに幸せを感じるのです。

実際にこの例は正しく、10代後半まで親に承認を得て育った子供は例外なく幸福で、自分に自身を持ち幸福に生きています。

現代は何でも揃ってるし、一人で生きていけるし必要ない。と思う人も多いと思います。

では何故承認が必要なのか説明していきます。

人は欠落して生まれてくるからです。

人は男と女等番いで初めて生命を作る生物だからです。

一人では満ち足りぬようにプログラミングされているからです。

他者を求め、番いを見つけるようにできているからです。

もし、必要がなかったら今頃人間は雌雄同体であったはずです。

そして子を成す必要もありません。

クラゲのように自分の細胞を若返らせてまた復活すればいいはずです。

つまり人間は一人では生物的に一人では生きていけないように作られているのです。

ホモサピエンスは特に承認が必要な生き物であることは歴史を見ればよくわかります。

ホモサピエンスはホモネアンデルタールやホモデニソワなど同じ原始人類が生きていた時代、ホモサピエンスだけは、コミュニティを形成し集団で生きてきました。

ホモサピエンスはホモネアンデルタールと違い、体も弱くホモデニソワと比べ手先も不器用でした。しかし仲間とお互いに助け合う事で他の種族に勝ち生き延びてきました。

歴史から見ても分かる通り、人間は一人であると他の生物に勝てない弱い存在で、仲間と共に生活してきたので、一人でいると遺伝子的に生命的危険信号を発信し、危険を感じそれが不安などにつながるからです。なので他者への承認がないと常に不安感を感じたりするので自信がない人間になったりするのです。

人が誰かと付き合いたくなったり家族を作りたくなるのは、一人でいると命の危機を感じるようにプログラムをされているせいであるのです。

人間の根源的な欲求であるので、これを満たさなければ幸せには慣れない事はわかっていただけたでしょうか?

マズローの欲求の図をみても分かる通り、まず土台となる物がないと全てが崩れ去ってしまいます。

幸せになりたい、なにか大きなことを成し遂げたいと思っているのならまず、自分を認めてくれる存在を作ることがマスト、絶対条件です。

これは、異性の恋人を作る事がてっとり早いのですが、作るのが難しい人も多いと思うので簡単で、簡単な承認を得られる簡単なアクションプランを教えます。

それは、人にありがとうと感謝される事をしてあげて、お礼を言われることです。これを繰り返すだけで成功体験が積み重なり幸せが手に入り、自信も付きます。是非トライしてみてください。

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