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365日かかさず16時間断食をつづけてみたらメンタルが鍛えられた

#X日間やってみた  のお題に参加しています。

わたしの「X日やってみた」を発表します。それは…

「365日毎日かかさず16時間断食やってみた」

です!
なんかいいお題ないかなーと見てたところ#X日間やってみたを発見。ちょうどその時に16時間断食をはじめてから365日を迎えたので今日はそのお話を。

16時間断食とは?

巷でも何かとよく聞く「16時間断食」。
断続的ファスティングとかプチ断食とも言われていますね。

一般的に16時間断食は最後の食事から次の食事までを16時間空けるというもの。食事をする時間は残りの8時間に収めます。
例えば20時に夜ごはんを食べたら次の食事は12時以降という感じですね。

以下「16時間断食」を「ファスティング」と言い換えていきますね。

ファスティング前の様子

去年の2月からはじめたんですけど気がつけば1年経ってたという感じ。いろいろと相性がよかったようです。わたしが実践した内容をご紹介したいと思います。

ファスティング前、元の食事スケジュールはこちら
・朝食〜11:00

食事内容 :
ブラックコーヒー or カフェラテ
たまにコンビニで売ってるカットフルーツ

・昼食 14時〜
食事内容 :
外食、ジャンクフード、コンビニ

・夕食21時〜22時
食事内容 :
外食、ジャンクフード、コンビニ、自炊したごはん

お昼ごはんと夜ごはんは日によってバラバラです。間食はもともとしないです。
コロナ前は出社していたので外食か買って食べるが8割くらいだったかな。

こうしてみてみると朝ブラックコーヒーだけの日は16時間空いていることになります。(水、無糖の飲み物は食事にカウントしないため)
わりと元の食事スタイルに近かったので無意識のうちにやっていることもあったかも知れません。

ファスティング実践中の様子

今の食事スタイル
朝食 なし
・昼食 なし
飲み物 : 白湯、ブラックコーヒーor紅茶( ストレート)
・夕食 17〜18時くらい
食事内容 : フルーツ、ナッツ、自炊したごはん

朝昼は飲みものだけ。夜17時〜18時くらいに食事OKタイムです。

でも空っぽの胃にいきなり固形物は負担がかかりそうなのでまずはあたたかいラテを飲んで胃袋に「これから食事タイムだよー」と教えてあげます。
それからフルーツを摂ってそのあとごはんを食べます。

空腹にジャンクフードやコンビニごはんはよくないよな、と思って全然食べなくなりました。とはいえハンバーガーもポテトも大好きです。

ファスティングの効果 減量

ファスティングが一番注目されているのはダイエット面ですよね。わたしの場合は半年で7kg減量しまました。だいたい1ヶ月1kgペース。体脂肪率は6%減りました。

1日1回夜だけの食事となったので食べる量が減っているので当然痩せると思います。ただ、そこで気になるのは体への影響。

断食スタートから半年の体重7kg減で受けた健康診断の結果は…?

いたって健康。

血液検査なども特に異常はみられず。何か引っかかるかなと思ってたんですが、全然大丈夫でした。ただ痩せ傾向と出る範疇になってしまったので今はそれから2kg戻しています。

ファスティングしてよかったこと

食事について大切に考えるようになったことがわたしに摂ってはすごくよかったことでした。

しっかりと栄養を摂るためバランスが良い食事を心がける。旬の食べ物を積極的に摂る。胃に負担にならないようよく噛んで食べる。

血糖値が上がらないように低GI値のものを先に食べるようにすることもきっと以前の生活ではなかったでしょう。

減量が注目されがちなファスティングですがそれ以外にもいいことがたくさんあります。

空腹の状態でいると眠くならないので集中力が保てます。また消化器官を休ませることで内臓が元気になるとか、古くなった細胞の生まれ変わりを促進する作用が働いて若返りが期待できるとかいろいろとメリットがあるんですよね。

その上わたしの場合は食事面を見直すことをキッカケに「より健康的な生活を送ること」に興味が湧いてきました。

例えば規則正しい生活をするため、早起きしようと思い立ちます。そうすると早起きするにはまず睡眠だよな、と良い睡眠のための本を読み、次は良い睡眠のための入浴方法を調べ…と芋づる式にQOLを上げるさまざまなことを調べていきました。

ここまで含めたらファスティングしてもおつりが来ると思いませんか…?

ファスティングを1年間続けられたコツとは

長く続いた一番の理由は元の生活スタイルがファスティングに向いていたことかなと思います。睡眠時間を含めたら8時間くらい何も食べなければいいだけ。めちゃくちゃラクだな!と思いました。

だいたい2週間くらいで慣れてしまったのでこれは続けていけそうと実感がありました。自分の生活スタイルの中に組み込めそうなスケジュールを作るのがまず第一歩だと思います。

とはいえ3食食べる習慣があると食べない時間が際立って長く感じるはず。時間を忘れて熱中できちゃうもので対策するのが一番良いです。

わたしの場合はとにかく出かけること。家から出てひたすら街を歩く。平気で何時間も歩きます。ファスティングのデメリットとして筋力が低下するので足腰を鍛えるためにもせっせと歩いています。

ファスティング 慣れてもなぜか 腹が鳴る

こんな生活を1年継続していても朝が来ればお腹はグーグーなってお知らせしてくるんですよ。律儀ですよね、人間の体は。もともと備わった機能なんでしょうね。

あぁ鳴ってるな、今日もわたしの体は正常だな。はい、ありがとう。と、感謝しつつ無視していると空腹アラートは通り過ぎていきます。どうしても空腹が気になる時はあたたかい飲みものを少しづつ飲むと落ち着いてくれます。

なぜファスティングがメンタルまで変えたのか

今までの常識がコロナのような不可抗力で強制的に変えさせられた状況が続いてきましたよね。

その中にあって自分が自分の意志で自分をコントロールできるファスティングは不思議と精神的な充足があるように思いました。

それまで自分の人生を生きてきた中で今回のように自分以外ものに主導権を奪われたような経験ってなかったですから。それも世界中でみんながみんな同じように。それこそ未曾有の出来事だったわけですよね。

「健康的な生活をして免疫を上げて心身ともに元気に過ごそう」と思い立ち、本を読み、知識をつけ、365日継続し、そして今こうしてnoteを書いている。

コントロールできない状況下でもわたしが自分の意思で良い方向に変えたと思えるものがあるというのはちょっとした、いや、けっこうな自信となるわけです。

ファスティングはダイエットの観点で見ると数字のフィードバックがあるので結果としてはわかりやすいと思います。でも減量は副産物くらいに今は思っています。

目には見えないけれどメンタルが鍛えられた感がわたしにとっては大きな収穫だったなと思っています。

とはいえ最初は合わなければやめればいいだけだし試してみて自分にあっていればラッキーくらいのノリでしたけど…!

1年とまもなく2週間目に突入するファスティング。今後も続けていきます。ライフスタイルが変化するようなことがあればまた自分と相談して決めていくつもりです。

ファスティングに興味がある方へ

実践する前に1冊でも本を読むことをオススメします。人によって合う合わないがありますし、持病があったりする人はお医者さんとご相談してくださいね。まずは基本を知ること。それにはやっぱり本が一番です。

わたしが読んだ本をご紹介してこの記事は終わりたいと思います。

  • LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界 デビッド・A・シンクレア

  • 不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる 鈴木祐

  • トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ ジェイソン・ファン

  • 超一流は無駄に食べない──「少食」×「空腹」で活力がよみがえる! 石原 結實

  • 「空腹」が人を健康にする 南雲 吉則

  • 「空腹」こそ最強のクスリ 青木 厚

こちらは睡眠と入浴についての本です。

  • 精神科医が教えるぐっすり眠れる12の法則 日本で一番わかりやすい睡眠マニュアル 樺沢 紫苑

  • 最高の入浴法~お風呂研究20年、3万人を調査した医師が考案 早坂信哉




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