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年末年始にまつわるエトセトラ

タイトルがなかなか思い浮かばなくて、むかし流行った某曲みたいになってしまいました。

「はにかんで行こう」という歌詞を「カニ噛んで行こう🦀」と聞き間違えて歌っていたこどもの頃を思い出します。

さて、年末年始のことを書きたいなと思いつつ、バタバタとしているうちにあっという間に数日がたってしまいました。感じたことや考えたことがたくさんあったので、言葉にして残しておこうと思い、綴ってみます。



【大地の恵み~野菜の収穫体験~】


実家の周りは民家がぽつぽつ点在しつつも、ほとんどが畑でとても解放感がある場所です。住宅密集地にある自宅とはえらい違いです。人通りもほとんどなく時々、犬と一緒に散歩している人を見かけるくらい。

滞在中は特にでかけることもなく、のんびりと寒空の下、焚火でぽかぽかしたりして束の間の田舎暮らしを味わえました。

あと、管理者(もうすぐ退院する祖父)不在の畑を手入れしてみたり。

手入れをするといっても、放りっぱなしになっていた野菜の収穫や草むしりをしただけですが…普段なかなか土に触れる機会もないので、わくわくしました♪

畑作業なので、格好もそれ相応に。

【服装】
・ジャージ上下  ・軍手
・長靴 
【アイテム】
・シャベル  ・植木バサミ
・竹かご
(※さらに手拭いを下げて麦わら帽子を被れば、ご近所のおじいちゃんおばあちゃんと同化できます)



畑には祖父が種から育てたにんじん、大根、かぶ、ほうれん草にネギと、どれも立派に育っていました。特にネギは刻むと、玉ネギよりも強力な硫化アリルの猛攻を喰らい盛大に涙するほど、濃い栄養が詰まっていそうな出来でした。


実家にいた頃に祖父がよく、

祖父「ほれっ。(かご一杯の野菜を持って)」

と食べきれないほど大量の野菜(+ご近所さんにお裾わけする分)を一度に採ってくるので、調理をする側のことも考えておくれ…と思っていましたが、実際に収穫してみて、祖父が大量に収穫してくる理由が想像できました。

野菜を採れる瞬間の良さを。

まずは最初に大根を収穫してみました。
土から覗かせている部分の大きさから、ある程度育っていそうな物を見定めて、えいやっと引っ張ります。

土の中で張っていた細い根っこが
ぶちぶち切れる音をたてながら
ズモモモモと姿を現し
やがて・・・
すぽん!と抜けました。

大地からの誕生の瞬間。

と、採ったどー!(心の声)

この瞬間が清々しいといいますか…。
なんだか感動しました。

まるまると育った大根はずっしりと重みがあり、少々いも虫さんに先を越されている部分もありましたが、無農薬の賜物です。葉の部分もおいしいので切らずにそのままで。

大根の収穫は容易でしたが、野菜はどれも引っこ抜けばよい…訳ではありませんでした。

大根と同じ要領でほうれん草も引き抜こうとしたのですが、意外と抜けません。力任せに引っ張ったら、勢いで尻もちを着いた上に、土の中に根っこを残したままバラバラにちぎれてしまいました…。

何度やってもうまくいかないので、スマホで調べてみたら、最初に土の中の根っこをハサミで切ってから引き抜くのだそうで、その通りにやってみるとうまくいきました。

採ったどー!

お店で売られているものを買うのが当たり前でしたから、収穫する方法なんて知ることもなく今まで生きてたんだなぁ・・・

農家の方々による労力があったからこそ、お店で手に取り、お金を払うだけでおいしい野菜を頂けていたのだと、改めて考えさせられました。
農家の方々に感謝です。

話がそれてしまいましたが、毎度畑から大量の野菜を持ってきていた祖父は、この「採ったどーー!」な瞬間が楽しくて(自分でこさえた野菜ですし)ついつい、たくさん収穫していたのかなぁなんて、思いました。
あくまでも想像ですけれどね。


土にまみれながら収穫した野菜達は、大地からの恵みと、ここまで育ててくれた祖父に感謝しながら、おいしく頂きました。


【初夢は心の奥の声】


初夢とはいつ見た夢のことをいうのか?の答えは、1日の夜~2日の朝だったり、年が明けて初めて見たものならいつでも、など諸説あるみたいですが、わたしが今年見たのは1日深夜から朝起床までの間です。その初夢の内容なのですが・・・目の前で人が飛び降りて亡くなる夢でした。

Σ( ̄□ ̄|||)

なんてこった、年明け早々物騒な…。目が覚めたときは背筋が重くヒヤッとするような不快感に襲われましたが、そういえば、心理学の中でフロイト?ユング?の夢分析なるものがあったなと思い出しました。もしかしたらこの夢にも何か意味があるのかもしれない・・と。

いくつか夢占いのサイトを調べてみたところ、多少解釈の違いはありましたが共通して出てきたのが「再生」というワード。

死は「終わること」と「生まれ変わること」両方の意味を持っており、自分の嫌な面を捨て去り新しい自分になりたい、またその嫌な面に対する怒りや諦め、現状に満足していない心の状態を表すのだとか。

うう…結構当たっているかもしれません。

夢の中で亡くなる人が誰なのかによって意味合いも違ってくるみたいですが、他者が自分の代役として出てくる場合もあるそうです。
専門書を調べたらもっと詳しいことがわかるかもしれませんが(おもしろそう)、一旦ここまでにしておいて。

現状をなんとかしたい、そんな思いを持ちつつも行動できない自分に対して、無意識領域にいる自分が警笛を鳴らしにきた・・・そんな夢だったのかもしれません。

少しずつでも、
前に進みます。



【おわりに】

長々とした文章をここまで読んでくださり、
ありがとうございました🙇

末筆ではございますが・・・


皆さまの一年が



あたたかいひかりで
照らされますよう




メロンパンに願いをこめて!

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