Road to 大学院
こんにちは、Mikuです。
先日大学院が決まりました。
半年前(2021年3月)に進学準備を始め、思いもしない進路に着地しました。
最初は、今在籍している文学部からそのまま接続する大学院に進学予定だったのですが、研究としての文学に苦手意識があったことや、芸術に主眼を置いた研究が難しいことがわかったため、転出する方向に動くことになりました。
それに加えて、今までのドイツ文学や文化全般と副専攻(日本経済史)の学びも踏まえた、学際的な勉強をできる環境を検討していたため、同じキャンパス内部にある大学院への進学を検討した時期もありました。しかし、お世話になろうを思っていた先生が運悪く昨年度で退官されていたこともあり、音楽に関わる研究ができる環境がまたもなくなってしまいました。
そこで、第三候補的に考えていた、今回合格した大学院への進学を考え始めました。「音楽マネジメント」との出会いもここです。
もともと、オーケストラの演奏会に行ったり、実際に自分も付属合唱団に賛助で出演させていただいたこともあったっりしました。それがきっかけとなり、今度は研究しながら裏側の世界も見てみたいと思うようになりました。
また、最初は「バックネット」ぐらいで考えていたのですが、3月に春からお世話になる指導教員(九州の音楽学者界隈ではかなり有名)の先生に会いに行って、色々と話す中で、「ここで研究してみたい」「この先生から音楽マネジメントについて学びたい」と本気で思いました。そのため、この夏は大学院は今回合格した1校しか受験しませんでした。
この半年間、とても辛くて長い戦いでした。
同級生の中には、早々に内定をもらい、進路が決まった友達もいました。そういう子達のインスタグラムを見て、何回も病みました。自分が進路が決まっていないこと、そして大学院も実質外部受験なので、合格する保証もない、そして今までほとんど勉強したことがない科目を院試のために勉強しないといけないとということなどが相まり、心配性のわたしにとっては強いストレスでした。
時期によっては、受験要項すら出ていなくて、改組があり、今までの受験勉強がパーになる可能性やかえって科目数が増える可能性があり、不安でたまらなくなったり、研究計画書や自己推薦書などに納得がいかない上に日頃の学習や学部の研究とのパワーバランスがわからなくなり、潰れかけたりもしました。
精神的にも、物理的なキャパ的にもギリギリな時期が続きましたし、院試前1週間は、眠れない・食欲がない・何も手につかないの3「ない」状態が続いていました。大学のカウンセラーの先生にも何度も助けを求めました。
でも、自分の背中を押してくれている人の存在もありました。
自分の研究をいい意味で面白がってくださる方々(大学の先生や楽友の皆様など)、一緒に院試に向けて「がんばろうね」と言い合った友達、家族、インターンを長い期間お休みしても許してくれるインターン先2社の方々、カウンセラーの先生、病院の先生、進学予定の大学院の先輩方やその学部の後輩などなど…。
自分一人でこの合格は絶対に掴めなかったし、数えきれないぐらいの方々の支えがあって、わたしはようやく次への一歩を踏み出せる状況になったと思っています。
研究や、これからの自分の身の処しかたで、ここまでの道中で助けてくださった全ての方に感謝の想いと自分の成長を見せられるように、そして喜んでもらえるように、またこれからも走っていきたいと思います。
noteを読んでくださり、本当にありがとうございます! これからも頑張って更新していきますので、応援よろしくお願いします! ここでいただいたサポートは、今後の活動や研究のために大切に使わせていただきたいと思います。ご協力よろしくお願いします。