#16 平和教育の答えを知らない。

一部の人(殆ど楽し樹かトビタテ関連の人たち)には既に言いましたが、「平和教育」をテーマに留学しようとしている私は、その「平和教育」や「平和」とは何かに関しては答えらしき答えをあまり言わないようにしています。
理由は簡単。答えを私が知らないし(標準回答は持っているけども)、その答えをいうことが押し付けになって、その人が考える機会を奪っているような気がするから。


今までの私は、その「標準回答」こそが本当の答えだと信じて疑わず、「平和教育を学びたい!」と馬鹿の一つ覚えのように言っていました。
でも、研究室の先生の「平和教育とは外国語の学習だ」という話を聞いて、答えはひとつじゃないことに気づきました。
(ここ書くと長くなるので、詳しく聞きたい方はまた個別に。)


そして何より、自分が今まで何も考えていなかったことを深く実感し、それから「答えはわからない」という趣旨の発言をするようになりました。
また、答えを知らないのに、自分はこう思うと主張しすぎると、ある意味価値観の押し付けになるし、話している相手の考えるチャンスを潰すことにもつながります。
(それこそ、平和教育の格差をさらに広げてしまう一因にもなる気がしてしまう)
「平和教育」の「平和」も然りで、何を持って「平和」とするのか、これも人によって考え方に大きな差はでるし、何より、ちゃんと当たり前のものとして捉えることなく、頭を使って考えて欲しいので、またこれも答えを濁しています。


これだけ見れば、ただ単に答えを言わないめんどくさい奴かもしれません。でも、私は本当の答えを見つけるまで、「平和教育」「平和」についてはなるべく直接的な回答を言わないようにしたいと思っています。

各種SNSで繋がってるみなさんの意見も知りたいので、たくさんお話を聞かせてください。よろしくお願いします。

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