#50 平和のバトン〜朝日新聞を読んで〜

こんばんは、Mikuです!

今日は、最近読むのをサボっていた新聞に少しだけ目を通しました。

8月30日の朝刊(私が長崎に、「夏の雲は忘れない」を聴きに行った日)の記事を踏まえて、私の思いを少しだけ綴りたいと思います。

まず。平和に関する記事がどどんと一面分載っていたのが個人的にはすごく嬉しかったです。普通、8月6日、9日、15日の3日プラス何日かしか、戦争と平和について掲載されないのです。

でも、なんでもないこのタイミングで、掲載がされているあたり、やはりまだ関心を持ってくださる方が一定数いるという認識もできるのではないかとも解釈できるのです。

私はたまたま祖父が原爆死没者ということもあり、ある程度の当事者意識を持って、活動に取り組むことができています。でも、現状、そうでない人の方が圧倒的に多いですし、その人たちにも関心を持ってもらうにはどうすればいいのかも考えていく必要があります。また、中には頭でも心でも事実を背負いきれず、トラウマを抱えてしまっている人も少なくありません。その人たちにもいかにアプローチしていくのかが課題です。

現代は、VRやインターネットの技術が発達しているため、それを利用して戦争体験を継承していけばいいだけの話かもしれませんが、そもそも利用につなげるために「知ってもらうこと・興味を持ってもらうこと」も忘れてはいけないのです。

ただ、教えていく上で、加害よりも被害の方に目がむきやすく、学校でもなかなか教えてもらいづらいというのが現状です。(ちなみに私も学校では「被害」の方しか教えてもらえず、「加害」については最近学び始めた次第です。)1990年代に、「自虐的だ」という風潮が高まったからだとも言われています。

まだまだ課題はたくさんあるし、どこから手をつけたらいいのかが正直わかりませんが、これからも平和教育のあり方について考え続けたいと思います。

Auf Wiedersehen!

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