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「宮崎うのこの滝、意外な展開!〜水と龍の旅九州ウガヤ編②」

前回の記事は、うのこの滝へ行ったこと、翌年の龍口明神社でのことを書きました。このあと急に先祖のことを調べ出したことから、日本の古層の歴史を調べることになったのです。

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・ウガヤフキアエズ 朝実在論

そんな中で、ブログ「ウガヤフキアエズ朝実在論」を見つけ読ませていただいて、高千穂から、大分、阿蘇の近くまで広がっていた国があったということにとても興味を持ちました。

東京育ちの私が大分の人と結婚するとは思ってもみなかったのですが、そのお陰でウガヤフキアエズ朝に興味持ったわけです。


ウエツフミという神代文字で書かれた書には、代々のウガヤフキアエズがいて、記紀にあるようにいきなり神武天皇に繋がったのではなく、この土地に長い歴史ある国があったということが書かれています。

いわゆる古史古伝といわれる中の一つなのですが、ブログを書いてらっしゃる藤島さんの研究によると、その本の中には星のことがたくさん書かれていて、プラネタリウムの方に鑑定してもらったら、ちょうど弥生時代の星と一致するそうなのです。

かと言って、弥生時代に書かれたのではなく、鎌倉幕府が豊後に派遣した大友家の初代大友能直が、古くからの文献をまとめて書いたものと伝わっています。

それも偽書で後の時代に書かれたとの説もありですが、豊国文字という文字で書かれていることは一見して内容がわからないようにする暗号としてその文字を使ったと私は考えていて、やはり鎌倉時代からあったもので焚書を免てきたものだと思っています。

内容は弥生時代の博物誌のようにいろいろなことがこと詳しく書かれていて、読んでみると面白いのです。

竹内文書にもこの王朝のことが書かれていて、ここに何かあっただろうことは大いに考えられます。ここは「豊の国」やはり豊かな国。海のもの山のもの、そして鉱物資源も。

藤島さんのサイトや古事記と比べているサイトもあるので、こちらに。



・鵜の子の滝とウガヤフキアエズ


サイトの方にもありますが、藤島さんがウガヤフキアエズ 関連のガイドもなさっています。私も大分へ行った時にお願いしておりまして。

なんとここから、意外な展開になって…龍の話から、藤島さんに「うのこの滝」の話をしたのです。

実はウエツフミのことを知ってきたら、「うのこ」は「鵜の子」で、滝のある場所も「五ヶ瀬」ということが気になったので話したのです。

「イツセ」というウガヤフキアエズと玉依姫の長男がいます。いわゆる神武東征の時、毒の武器にやられて、和歌山で亡くなっている五瀬命と五ヶ瀬が関係あるのではと思えたもので。

ウエツフミでも、イツセは72代のウガヤフキアエズ 、イツセ亡き後、ウガヤフキアエズ を継いだのが、四男の73代ヒダカサヌ 、その方が神武天皇にあたることになります。

ウガヤフキアエズも産屋に「鵜」の羽の屋根を葺くのが間に合わなかったという話からきていて「鵜」も何かのキーワードのように思えますよね。

この九州編のプロローグに書いたのですが、私はアカシックレコードを読むれもんちゃんに言われたことがきっかけで、あの神秘的なうのこの滝へ行くことになったのです。その時「滝の裏へ行ってください。」と言わていたのだけど、落石の危険があり行けなかったということを書きました。

それから7年経って、なんとその後、藤島さんがうのこの滝へ。そして滝の裏まで行ってくださったのです。滝の裏へ行くのは、実は藤島さんだったのでしょうか?不思議なシナリオですよね。

その日のブログに、ウガヤフキアエズ朝との関わりが詳しく書かれていて面白いです!ぜひ興味を持たれた方はお読みください。滝の裏からの写真もあります。


・うのこの滝と翡翠


でも、私にとっては、あの「うのこの滝」へ行ったことが、何かのスイッチだったと思います。

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その後、珍しい透明な翡翠の指輪を手に入れたのですが、その石の色があの滝の水の色に見えて、なんとなくそこに棲む龍の目⁉︎なんて感じでしまうのでした。

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翡翠の話は別の不思議こともあり、ブログ「しほりかたり文」の方に書いております。

興味持たれた方はお読みくださいませね。

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指輪はTatsuoさん作。作品のお写真からお借りしました。


あれから、9年。再び「うのこの滝」を目指すことにしました。なにかの巡り合わせかな。また何かのスイッチになるのかしら。

そのうち書きたいと思っております。


先日の台風で、うのこの滝あたりは無事でしたが、五ヶ瀬町や五ヶ瀬川流域の高千穂峡のあたり、かなりの被害を受けたそうです。まだ通れない道も多いとのこと。早く復旧なさるよう心よりお祈り申し上げます。


今日も読んでいただきありがとうございました♡

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