Leica Summicron 50mm F2 4thを買ったよ。【作例あり】
日記というのはなかなか書き続けるのは難しいものですね。
そういえば先日、ズミクロンの50mmを買いました。
カメラのキタムラにて美品、20万弱でした。
まさかこのレンズを買うことになるとは思っていなかったのです。
Leica M10にSummicron 50mm 4th、かっこいいでしょう。
ズミクロンを買った理由
最初は『ライカのレンズは買わないだろうな...高いし』と思っていたのです。
レンズのデザインとしてはもちろんかっこいいなあと思っていましたが、ネットに上がっている作例だけを見てもピンと来ず。
それならVoigtlanderのノクトンクラシックが滲んで良いなと思っていたのです。
そして2021年のGW、所属している写真コミュニティで岐阜へ旅行したときに、第4世代のズミクロン50mmを持っていた方がいたことで僕の考えが変わりました。
『使ってみる?』と軽いノリで借りてしまったズミクロン、実際に使ってみるとまあびっくりするくらい良かったのです。
『ライカは空気を写す』という言葉を聞いたことがあります。
正直ただの迷信だと思っていたのですが、自分で撮ってみると確かに空気が写っているような、そう思わせてくれるレンズだったのです。
これがその時の写真です、どうでしょうか。
モデルさんが美しいのもありますので、もしかしたら僕がそう思い込んでしまっただけかもしれません。
それでもズミクロンを買うには十分な理由になりました。
もちろん高いレンズですのですぐには手が出せませんでしたが、このレンズを借りた時の衝撃がボディブローのようにジワジワと効いてきたのです。
この写真もとても良く空気まで写し撮ってくれているように感じます(主観)
3rdと悩んで4thを購入
結果的には4thを買った僕ですが、実際購入する直前までは3rdを購入するつもりでした。
両者の光学設計は基本的に同じとのことで、それなら少しでも安く買える方がいいのでは?と思っていたからです。それに3rdの方が軽いのです。
カメラのキタムラの中古コーナーには17万程の良品OH済みの3rdの隣に20万弱で美品の4thが...。
撮り比べてみるとどちらも良い写りなのですが、少しだけ3rdのほうがフリンジが出たのです、拡大して僅かに見える程度ですが。
そしてTwitterで意見いただいた時に3rdは少しチープな作りというのがあり、実物を見てみると確かにそのように感じました。
というのも、ライカは3rdを作っていた頃は不景気であったようで、レンズのコストが抑えられたようなのです。
実物を見た上で納得できる方が良いということで4thを購入。
買ってから気づいたのですが、leica純正のフィルターもついていてとても美品だったのでかなりお得な買い物をしたと思います。
F2だから良いんだ
ズミクロンは開放がF2のレンズです。
単焦点レンズでF2というのは少しばかり暗い印象がありましたが、使ってみてF2だから良いのだと気づきました。
F1.4まであるとついついF1.4を使いたくなってしまいますが、そうなるとピント面がかなりシビアになり顔とその前に出る手の前後で結構ボケてしまったりします。
ズミクロンの場合は開放から綺麗にばっちり解像してくれるので撮っていてとても心地良いのです。
作例のご紹介
先日、再び和歌山に旅行した際の写真たちです。
完全jpeg撮って出しでクロップしておりません。
このレンズを使うと今まで理想としていた写真がポンポン取れるようになったのです、不思議。
モノクロもカラーもどんとこい!
気分はブレッソン、木村伊兵衛のようです。
見た目もいいし撮ってて楽しい、何より写るレンズ。
それがライカのズミクロンです!
ちなみに先日の和歌山旅行はズミクロンのみで撮り切ることができました。
今後はほぼほぼこのレンズのみで撮っていくかと思います。
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