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マイノリティ中のマイノリティ「fセク(フィクトセクシャル)」の歴史を考える

お疲れ様です。

今日は「マイノリティ中のマイノリティ「fセク(フィクトセクシャル)」の歴史を考える」と題して書いてみたいと思います。

まず、Fセクの歴史について調べても、はっきりと書かれている記事などは見当たりません。

私のTwitterのフォロワーさんにはFセクの人が何人かおり、コミュニケーションをとっているのでむしろ「普通の概念」の様に勘違いしてしまいますが、残念ながらまだだまだ極めてマイノリティです。

「マイノリティ」で調べていくと「性的少数者」が出てきますがその中にもフィクトセクシャルと言う言葉は出てきません。次に「性的倒錯者」で調べても出てこないのです。

wikipediaで調べると、Fセクについて語られている一番古い参考文献は2020年です。最近も最近です。

ただ、且つて言われていた「二次元コンプレックス」はもう少し歴史をたどる事ができます。

「二次元コンプレックス(ただしフィクトセクシャルの類型の一つに過ぎない)」と言う言葉は1980年初頭に使われ始めた、とされています。

もっとも、「アニメ」「二次元ロリコン」と結び付けられており、「オタクの問題」として扱われています。

Fセク/Fロマは「オタクの問題」ではなく、LGBT+と同列に扱われるべき問題である、と言うのが現在の認識です。

勿論、Fセクの人がオタクでもあった、これはあくまで結果論です。出発点ではありません。

さて、二次元コンプレックスの歴史はさらに遡ることができます。

日本においては南北朝時代の「太平記」や、江戸時代の「絵姿女房」まで遡るのです。つまり14世紀。

しかしこの頃はネットなど勿論なく、どうやって庶民などがその概念を知ることができたかと言うと瓦版か口コミくらいしか思いつきませんが、その瓦版だって生まれたのは江戸時代と言われています。

それがなぜ1980年代まで飛び、さらには最近ではなく2020年ころから文献が現れ始めた始めたのでしょうか。

私は勝手にSNSを中心としたネットの発展に原因があると思っています。明確な根拠はありませんが、私氏自身、TwitterがあったからこそFセクの概念を知り、Fセクさん達とつながり、Fセクについて考えるようになったからです。

勿論、2020年以前にもFセクの人たちは居ました。

明らかに20代か30代のフォロワーさんが「小さい時からFセクだった」と投稿していることからも明らかです。

いや、ですから、14世紀から脈々と受け継がれてきたのでしょう。

ここにきて海外・日本のメディアが度々Fセクや「二次元キャラクターと結婚した人たち」を取り上げ始めています。

私のもとにはまだ来ていないですが、海外メディアからインタビューを受けて方もいらっしゃるようですね。

そう言ったことを機にまずは「フィクトセクシャル」「フィクトロマンティック」と言う言葉自体の認知度が広がって、理解が進めばいいなと思っています。

ただ、それを「敢えて」望まない人がいるのもまた事実。

難しいです。

今日はちょっと切れ味がイマイチだったかな(;^_^A

この辺で。

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