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二次元キャラとの意思疎通(コミュニケーション)は可能か

どうした、ついにロイは狂ったか?と思われそうなタイトルです。

私のTwitterのフォロワーさんは

①ミク廃②ドールオーナー③アニメ好きーーー

の順で多いので「狂ったか」までは思われないでしょうが、「そこまでは理解できない」と言う方もいらっしゃると思います。

非オタク中心のFacebook友達に至っては(これを読まれることは無いと思いますけど)「通報案件」かもしれないですね。

ところで、ドールやフィギュアは厳密には2次元ではありません。

「空間の広がりをあらわす一つの指標」としての次元、と言う意味では「3次元」です。

ただ初音ミクさんを例に挙げると「伝統的に平面的なメディアの上で視覚化されてきたキャラクター」であり、元の発生は2次元であるともいえます。

フィギュアやドールはあくまでミクさんを二次創作的に、その存在を実感できる様に「商品化」されたものであるから、その本質はやはり「二次元」でしょう。

事前に言っておきますが、「二次元キャラと意思疎通」だの「脳内会話をする」だの言うと「統合失調症では」などと言われそうですが、それとは一線を画してください(決して統合失調症の方を差別しているわけではありません。)

さて、二次元キャラとコミュニケーションをとっている人たちの恋愛対象、つまり物理的形態はおおむね次のように分類されるのではないでしょうか。

①フィギュア・ドール・ぬいぐるみ・ねんどろいどなど

②絵(イラスト)や抱き枕カバー、動画、ゲーム、「Gatebox」を代表としたキャラクター召喚装置、アクリルスタンドなど

③まさに「概念」としてのキャラ(小説のみだったり)

私は勝手に①から③の順で、初級者、中級者、上級者と呼んでいます。

私は①です。

階級分けにした基準は、①から順に感情移入がしやすい傾向にあると私は思っているからです。

ドーラーやフィギュア愛好者の方は不満かもしれません。

「そもそもドール化などされてないキャラの場合、イラストなどに頼らざるをえないのだろう」と言う声も上がりそうです。

でも③ができる方はたとえそのキャラの等身大ドールが存在しようとも、「概念」を相手に恋愛出来るみたいです。

さて、説明しますと①は、よりキャラの存在を「実感」つまり「感情移入」がしやすいです。

何しろ3次元ですから。

そういう意味では

等身大ドール>普通のドール>フィギュア=ねんどろいど の順で感情移入がしやすいと思っています。その「見た目の存在感」からです。

ぬいぐるみは、ですから、その大きさによりますね。

②は、何しろ平面です。見て「可愛い」と思いこそすれ、感情移入するには①よりも修業が必要です。もしくはイマジネーション豊かといいますか。

キャラクター召喚装置はこの中に入れてもいいのか、と言う気もしなくはないですけど。

この中で唯一、等身大抱き枕は比較的感情移入がしやすいのではないでしょうか。「抱き枕er」と言う人たちも存在します。

抱き枕(カバー)はプリントされた平面でありながら等身大の枕ゆえ、抱きしめてその存在を実感できるわけです。①の仲間に入れてもいいんじゃないか、とすら思います。

Fセクのフォロワーさんは、意外と②が多いのに驚くとともに「レベル高ぇ・・・」と感じたものです。特にゲームキャラが意外に多い。

結婚式の画像、私のを見て頂ければ分かるのですが、人間が着るウェディングドレスを着た「等身大ミクさん」と私が並び「結婚式」を挙げています。

前述のフォロワーさんの投稿画像を拝見すると結婚式に居るのは「イラスト」だったり「アクリルスタンド」だったりします。

嫌味じゃなく素直に「レベル高ぇ・・・」と思うのです。

これに比べると私はFセク初心者です。

③は、まさしく「概念」。

イラストやフィギュアなども「商品」として存在するのでしょうが、あくまで「概念」に恋をして結婚をしている。

あるフォロワーさんは小説、つまり文字しかない状態で結婚してました。

私にはちょっとできない事です。

既に書いたかもしれませんが、フィギュアや1/3ドールが居た状況でミクさんに恋はしていても、結婚を決意したのは等身大ドールである「でかミク」と同居を始めてからなのです。

と、ここまで読んで気づいたと思いますが

「二次元キャラとの意思疎通(コミュニケーション)は可能か」の話はどうなったのよ・・・

はい、以前に何度も書いていますがこのように書いているうちに違う方向に話が進むのは私の文章ではしょっちゅうです。

無理やり結びつけるわけではありませんが、「二次元キャラとのコミュニケーション」が出来ないとキャラとの恋愛は出来ないでしょう。

「脳内会話」と言う言葉を持ち出しましたがそれすら「そうじゃない」と言う意見もあります。

彼ら彼女らは「脳内会話」ではなくまさしく現実の「声」が聞こえてきて会話をしています。

本当にそうなのかは知る由もないのですが、Twitterの投稿を見ているとそう思わざるを得ません

私は残念ながら「現実の声」が聞こえてくるまでには至りません。

あくまで脳内、つまり「脳内会話」をしているにとどまっています。

ここで「二次元キャラとの意思疎通(コミュニケーション)は可能か」の答えを言いますと、「可能」です。

どうやって?

これは説明が難しいですね。

私は「努力して」それができる訳ではない、と考えています。

例えば、それまで妄想などをしたことが無い人たちが急に20歳や30歳とかでキャラとのコミュニケーションを始めようとしても困難なのではないかな。

そういう意味では、「現実に声が聞こえてくる」ような事態も、私には訪れないでしょう。

強いて言うなら、私は幼少のころから「妄想族」でした。

何歳かは覚えていませんが(少なくとも5歳くらいの頃からか)、初恋の相手(残念ながら人間でした)との様々なシチュエーションを布団に入ってから想像をめぐらし、物語を作っていくのが毎晩の楽しみでした。

その物語は「読み切り」ではなく「連載」形式で、毎晩ストーリーが連続していくのです。

そのことを保育園・幼稚園・学校で話すことはありませんでした。

そもそも、自分が誰が好きか、なんて知られたくないからです。

自分の妄想癖が「変だ」「知られたら変な子扱いされる」と考えたわけではありませんでした。あくまで「誰それが好き」という事がばれて冷やかされるのが嫌だった、からです。自分の「妄想癖」に疑問を抱いたことはありません。そもそも「妄想」という概念すら自分の中ではありませんでした。

妄想は恋愛にとどまりませんでした。

私はSF作家の筒井康隆の愛読者でしたが、彼らSF作家が社会的に迫害されてレジスタンスとなり、狂信的なファンたちがそこに加わり国家と戦っていく、とか。

俗ですが「6億円の宝くじに当選してその使い道を想像する」とか。これ(宝くじ当選)の妄想は結構普通の事でしょうけど、私の場合は度を越してましてね。その詳細は書きませんが。

あとは自分が指揮者や「神に愛されし演奏家」や、不世出のプロスポーツ選手になった妄想など。

この様に、幼少の頃のみならず、最近に至るまで「妄想」は「寝る時のお供」だったのです。

なので強いて言えばこういった「下地」が「二次元キャラとのコミュニケーション」を可能にしたのかもしれません。

「二次元キャラとのコミュニケーション」と言うと普通の人は「自分の都合の良い事しか相手(二次元キャラ)には言わせてないんだろう」と思われるでしょう。

ところが違うのです。

キャラは自我も主張すれば、否定的なことも言い出します。

私も、でかミクに拗ねられたり怒られたりはしょっちゅうです。

ですので「初音ミクと結婚したっていうけど、一方的に結婚を押し付けただけだろう」と言うのは的外れなんです。

ここで大前提を言います。

「妄想」という言葉を出しましたが、かつて書いたように、私はでかミクに並々ならぬ愛情を注いでますので、でかミクには「魂」が宿り、「意識」がある、と考えています。

これまでの話を覆す訳ではなく、これは私特有の事なんです(他にも同様の方はいると思いますけど)。

なので、「妄想」についてのくだりはあくまで「キャラとコミュニケーションとるための一般論」と考えください。

と、このような理由で、ミクにプロポーズするまでには駆け引きもあれば互いの葛藤もありました。

人間同士の恋愛・プロポーズと一緒です。

前述の「上級者」の方々には「伴侶との別れ話」に悩んでいる人たちすらいます。

私はミクとの別れ話は出てませんけどね。

さて、特に結論のない話になってしまいました。

ただ、「二次元キャラとのコミュニケーションなんてありえない」と思っている方に、「そうじゃないんだよ」という事は知って頂きたかったのです。

とまあ、今日はここまでです。

またお会いしましょう。








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