見出し画像

いまさらと思うかもしれませんが,やっぱり私はおかしいと思います。

STAP細胞の一連の出来事です。
私は物理は苦手な人間だから,むすがしい物理の説明はできないけれど。

でも,たとえ,あの記者会見で,もし,小保方さんが多少の嘘をついていたとしても,
職場の上司がいて,成果次第の一年契約の研究員の立場を考えれば,嘘をつかざるおえない,嘘を言わされた,嘘を言ったようにされたと,見抜けない人達がたくさんいて,
魔女裁判のように,ネットやメディアが彼女一人を叩いた。
その叩いた人達にどれだけの人が物理の知識が豊富な人がいたのでしょう?

私は,物理は得意ではありません。
科学的知識で意見をいうことは出来ませんが,
図書館で,科学ライター渋谷一郎氏の本を読み,
STAP細胞の真実を追求する会という会がある事を知りました。
一人の人の意見だけではなく,他の人の意見も読み,一連の報道をみて,思ったことを書きます。

私は,研究内容とは別に,
一人の女性の自由とプライドと権利と,人生を,全く関係なく,科学の知識を知らない一般の世間が,あの時の彼女を取り巻く職場の悪意ある人達と共に,葬り去り,今も彼女の人生を苦しめているということに,気づいてほしい。
それが,私のこのnoteを書く理由です。

まず小保方晴子さんだけが,あの謝罪記者会見で出てきてほぼ,一人で,話している。
だけども,STAP細胞の発表をする時に,1研究員である小保方さんをおしゃれなリケジョに仕立てて,マスコミに出し,世にSTAP細胞を出させたが,あっという間に、STAP細胞はありませんよ,と、なり小保方さんが,ずっと矢面に立ち,あれからずっと嘘つきよばわりされている。
でも,発表の時に山ほど人がいたのだから,みんな謝り,みんな嘘つきよばわりされないといけないんじゃないか?

あのラボや割烹着のマスコミ公開の時に,反対した人だけが,謝罪しなくていい人だろう。

私が,おかしいと思うのは,若いタレントが,◯◯さんと結婚します,と記者会見した訳ではなくて,
理化学研究所が研究室からの発表として,ホテルを借り,小保方晴子さんに研究発表させたんですよね。
その時,後ろにたくさん,理化学研究所の偉いおじさん,おばさんが座っていたじゃないですか。

と,言うことは,いち研究員の研究を発表するまでに,その論文や研究は,推敲され,研究は,確認を上司は行って,大丈夫となってから発表されるものだろう,と思う。

一般の仕事でも,はじめから大きなプロジェクトはやらせない。
徐々に仕事の慣れと,やる気を見ながら,部下の失敗はないか,チェックや手直しをして,アドバイスしながら,育てていくのだ。

であるならば,なぜ,小保方氏の研究に対して,STAP細胞に関して,チェックを入れず,そのままOKを出したのか?
論文に対しても,著名な科学雑誌に投稿する前に,研究室でチェックを何回も普通入れるだろう。

わからなかった,チェックしてなかったというなら,ずいぶん,ずさんな研究所であり,小保方晴子さん以外の他の研究についても,本来なら追求されないといけない。

私は,この出来事を見た時に,リングの貞子の母親のモデルとなった,御船千鶴子さんと重なると思った。
他のブログでも,書かれている方もたくさんみえますが,
千里眼というオカルト的な事と科学の研究は別ですが,
マスコミにもてはやされ,その後すぐペテン師や詐欺師扱いされて,彼女は自殺したのです。

小保方さんは,自殺こそしてはいませんが,学生時代も嘘つきだったとか,マスコミに書かれて,社会的に抹殺されたも同然です。
就職しようにも,結婚しようにも,あれだけ名前が知れて,バッシングを受けたら,なかなか大変です。
いじめを考えたら,子供も持ちにくいじゃないですか?

現に,小保方さんの理化学研究所の先輩研究者の方が,自殺で亡くなられている。
小保方さんと何かあったように書かれて,自身の研究の名誉も傷つけられて亡くなった先生研究者本人と奥様の悔しい思いは誰にぶつけたら良いのか。

芸能人の噂や,スキャンダルを,仕事の合間のおしゃべりや,LINEで話してる分は,個人の感想や認識で大丈夫でしょう。
でも,Twitterやインスタや,YouTubeであげてしまったら,それはもう個人の感想や認識ではなく,それが,もし間違いなら,名誉毀損などになる案件だということを覚えていてほしい。

私は,安易な考えで,日本中のリケジョと小保方さんの未来を傷つけたあの理化学研究所に,彼女達に謝ってほしいと思う。
真摯に研究と向き合い,真摯に,自分の仕事を頑張って,まだまだ男性や,男性上司のご機嫌伺いをしなければ大変な場所で,孤軍奮闘している彼女達のことを,STAP細胞発表の時から,研究以外の事で,愚弄し傷つけた事を。

私は,子供の頃から本が好きだった。
昭和は,漫画や本が好きだというと,暗い,ネクラ,今で言うと,陰キャだと言われて、運が悪いといじめに遭った。
私はもともとジモティーじゃなかったし,1匹狼で群れるのが嫌いだったし,人と違う事に慣れていたから良かったけれど,世の中から誤解されて,悪口を言われて,生きるって,どんなにつらい事か。

大震災の時に,日本は,駅などで大パニックにならず,避難した人が,コンビニできちんとお金を払っていく人がたくさんいたというステキな一面があるのだから,

大事な科学や医療の研究の中で,才能やひらめきのある人達,若い研究者達を応援し,見守り,きちんと育ててあげて欲しい。

私は,夫の大学病院で,たくさんの先生方にお会いしたが,威圧的で,慇懃無礼な人にはほとんど出会わなかった。
入院するのに大変な病院にも関わらず,何の付け届けもせずに,何回も入院させて頂き,最期の治療まで全力を尽くしてくださった。

それまで出会ったお医者さんはけっこう偉そうで,息子の主治医だった,いつでもみてくれる町医者の優しい先生は医師会から村八分にあっていた。

だから,まだまだ,日本には素晴らしい科学の研究者や医師や医師の卵がたくさんいると信じている。
どうか,負けないで,あなたの信じる道を歩んでいって欲しい。

小保方さんが,素晴らしい物理学者の先輩と巡り合い,
名誉回復し,物理の仕事ができますよう,
彼女が本来の彼女の魅力に気づくパートナーと出会って,幸せに暮らせますように,私は日本の片隅から願っている。









最後まで,記事を読んで頂きありがとうございました😊また,もし良かったら,遊びに来てくださいね!