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タイムトラベル

高次元の存在とチャネリングできる方の話を聞いて、妙に納得した。今までの歴史は支配者の都合のいいように作られている事、その支配者とは他の星から来た宇宙存在だということ。私達を助けようとしてくれる親切な宇宙人もいるということ。地球にも意識があって、地球は水族館のような場所になりたかったということ。日本人とひとくくりに言ってもいい人も悪い人もいるように、宇宙人にもいい人と悪い人が当然いるという事。その他にも、「時間の概念」についての話が目からウロコだった。

私は旦那が死んでしまってからずっと、旦那が生きているタイムラインにどうにかして行く方法は無いのかを本当に真剣に探していた。毎日のように不思議な体験をした人の本を読んだり、研究している人の話を聞いていた。そして、旦那が突然くも膜下出血で倒れた2年前の8月10日より前の過去に戻って、脳ドックを受けてもらいたい。いつも電車に乗る車両の前に「脳神経外科」の看板があった事に、旦那が死んでしまってから気づいた。

結論から言うと、旦那が生きているタイムラインには行けないという事だった。よくよく考えてみれば、その通りだ。

旦那が死んでしまったタイムライン上の今の2021年の私は「旦那が生きていて欲しい」と願っているが、それは旦那が死んでしまったという出来事があるからそう感じるのであって、旦那が生きていたタイムラインでは、「旦那に生きていて欲しい」と願う事は無い。それが通常だと思っているはずだし、何も疑問に感じていないはずだからだ。

仮に過去に戻れたとして、旦那が生きているタイムラインに行けたとしても、戻ってくるのは、旦那が死んでいる今のタイムラインになる。なぜなら、旦那が死んでしまってからでないと「旦那が生きている世界に戻りたい」とは考えないから。という事だ。

けれど、今この瞬間から考え方を変えれば、その現実は無限に存在する。

→死んでしまった旦那の事を思って毎日泣く現実。

→旦那に会えた事に感謝する現実。

→仕事で辛かった旦那の分までがむしゃらに働く現実。

→今あるお金で出来る範囲で娘と楽しい事を探して生きる現実。

選べる未来は無限にあって、どれを今選ぶかによって、これからの未来は変える事が出来る。

それが腑に落ちてから、雨上がりの日差しで虹を見つけた時みたいに嬉しくなった。

旦那が脳死になったとき、集中治療室で娘と3人で何故か「虹の出ている場所には一緒に居ようね」と約束した。

今急に嬉しくなったのは、旦那がちょっと様子を見に来たからかな。


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