第2回THE NEW COOL NOTER賞~エッセイ部門対談 と委員長、副委員長からの年末のご挨拶
『THE NEW COOL NOTER賞』(愛称みこちゃんコンテスト)は、様々な部門賞がありますが、ひとつ審査委員に共通した思いがあります。
それは、自分の感想をただ単に書くことでは、講評したこと、ましてや批評したことにはならない、エッセイを書くように、真摯に作品に接することだということです。
そんな思いを年末に、委員長、副委員長の方々と共有できたのが、「エッセイとは何なのか」というテーマの座談会でした。
詳しくはぜひ座談会のリンクをお読みいただきたいのですが、それぞれの委員の思いはこんな感じです。リンク先原稿に加筆しております。
ただの情報、自分の感情の吐露だけの文章にはこころは宿らない。
単純な身辺雑記は、読んでもそこに書き手の思いが見い出せないですね。
矛盾 を受け容れると書き進めやすいよう思います。
自分らしくないな、逆だなって思考のときは、新鮮な ものの見方になるようです。
先月書いてたnoteと逆方向を向いていたり、先週と違うこと記しても そういうものだ と開き直ってよいと思っています(笑)
自分の思いや経験談を
誰のためでもなく、
(忘備録的に)読み手のためにではなくて
自分専用に綴ったものは日記や雑記であり、
エッセイとは
大げさに言えば、
誰かのために捧げるギフトのようなもの...
受け取る側が(読み手が)読んでいて
心地よさを感じてもらえるような配慮が
必要になってくるのだと思う。
批評する側で、大切なのは、書き手に寄り添い、自分の経験を織り交ぜることだと思います。エッセイを書く側も、これと同じではないでしょうか。
読み手を想像して読み手に寄り添い、そこに自分の経験を織り交ぜるようなエッセイが良いのではないかと思います。
一人ではできないことが、集まった仲間とともに、ゼロサムではなく新しいものを創り上げるという意味において、なんと創造的でクリエイティブな場にいるのだろうとの思いを、一奥も共有している者です。
エッセイの応募を始めとする各部門の作品もまた、かなこ副委員長のおっしゃるように、相手に寄り添う中で自分の視点を出していくという態度が重要なのだ。それを、洋介委員長、ヒロ副委員長、ユウリ副委員長もおっしゃっているのかなと思った次第です。
わたしは、以前サークルをやっていたときに書いたものを、引用させていただきます。
エッセイとは、親ばかのようになにかを愛して、とことんその愛に責任を持つことではないかと思っております。
でも溺愛と親ばかって違うんですよね…。
独りよがりではなく、だれかに、自分の思いを、我が子を自分の趣味や価値観を分かってもらう努力を謙虚に丹念にすること。そこに、人の心を打つエッセイが生まれるのではないでしょうか。
審査、講評もまた然りです。このような気持ちで、ますます、いろいろな交流が進んでいくことを、審査委員一同、来年も楽しみにしております!
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来年も引き続き、第2回THE NEW COOL NOTER賞への、みなさまのエントリーをこころからお待ちしております。
■募集期間 ―― 令和2年12月1日~令和3年1月5日まで
■応募方法
「 #第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞 」のハッシュタグをつけてください。
特定の部門へのエントリを希望する場合は、さらに「 #第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞 ○○部門」を付けてくだされば、各審査委員が拝見します(必須ではありません)。
※希望する場合は複数の部門への応募が可能です。
また、お一人様何作品応募いただいても構いませんが、授賞対象は1作品までとさせていただきます。
なお、過去作品でも応募可能です。その場合も、同様にハッシュタグをつけていただけるだけでエントリとなります。
よろしくお願いいたします。
参加者同士の交流の場所を設けてございます。
お気軽にご参加ください。
*なお講評は分担制にしているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。
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