記事一覧
Ⅵ 英語のなぞなぞ (English Riddles)6
(1)アルファベット 66. What letter of the alphabet is a drink?
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→ A: (T=Tea) (To be continued)
Ⅵ 英語のなぞなぞ (English Riddles)5
(1)アルファベット 55. What letter of the alphabet is a plant or a vegetable?
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→A: (P=Pea) (To be continued)
Ⅵ 英語のなぞなぞ (English Riddles)4
(1)アルファベット 4
4 What letter of the alphabet is on your face? You can see things with them. They are the organ of sight.
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→ A: (I=eye、I’s=eyes) (To be continued)
Ⅵ 英語のなぞなぞ (English Riddles)3
(1)アルファベット 3
3. What letter of the alphabet has a lot of water?
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→A: (C= Sea) (To be continued)
Ⅵ 英語のなぞなぞ (English Riddles)2
(1)アルファベット 22.What letter of the alphabet is an insect?
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→A: (B=bee)
(To be continued)
Ⅵ 英語のなぞなぞ (English Riddles)1
(1)アルファベット 1
1. What letter of the alphabet is not I, me? What letter of the alphabet is used for your partner or friend?
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→A:( U= you)
*IOU(=I owe you much.)
(To be contin
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳) 15
家庭と文学 15
されば、父兄がその子女に生け花、茶の湯を習わすのに、それを単に機械的にのみやってはいけないのと同じように、文学もまたじゅうぶんその精神をくんで趣味の涵養(かんよう)に資するよう心がけねばならぬ。とりわけ筆を執るほうの人には、この心がけがなくてはならぬ。もしこの心がけさ えあるならば、よし外観上、今の家庭に有害なるがごとき観あるものといえども、実際は無害に書きえらるるものと信ずる
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳) 14
家庭と文学 14
しかるに、今日の父兄はこのたいせつなる文人の感化を子弟に受けさしていない。その子女に対してはいわゆる芸などを習わせながら、その子弟に対しては、文学の影響を受けさせないようにしている。少なくとも受けさせようということに、いっこうほねをおっておらぬ。けしからぬことである。そういう父兄だからして、みずからもなんらの趣味教育がなく、よし学問があると か、地位があるとかいったところで、非
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳) 13
家庭と文学 13
文学もまた趣味の教育である。茶の湯や、生け花などよりはるかにたいせつなる趣味の教育である。
本来文学なるものは、趣味の向上ということ以外に目的を持たぬ。しこうして、趣味、特に道徳趣味、たとえば、親に対してはかくかくすべきもの、兄弟に対してはかくかくふるまうべきものというような道徳的趣味は、いかにして養わるるかと問えば、これはもっぱら目上の者からおそわるのだという。さて、その目
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳) 12
家庭と文学 12
家庭の円満なる発達を期するためには、広い意味での趣味というものがたいせつである。従来、わが国の家庭においては、その子女等は琴とか茶とか花とかを教えられた。名づけて芸という。実は趣味の教育にほかならぬのを、惜しいかな、その教育方法はまちがっている。方法がまちがっているというよりも、むしろこれに対する考えが根本的に誤っている。趣味の教育として は師匠も教えず、自分も教わらず、親も教
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳) 11
家庭と文学 11
ここらあたりで、一つの結論をつけてみよう。自分の考えでは、恋愛はあながち排斥するには およばぬ。熱烈なる恋愛の表現にでも、あながちこれを避くるにはおよばぬ。また恋愛を他の感 情すなわち忠孝などの感情に従属せしむるの必要があるともかぎるまい。ただ作家のほうにじゅうぶんの手腕あり、その表現をして純潔ならしめ、無害ならしむるということだけが肝要である。
これまでお話ししてきたの
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳) 10
家庭と文学 10
元来、恋愛の取り扱い方いかんによって、杜会状態をあやうくするとか、しないとかいう、その取り扱い方なるものは、まったく厳密に取り扱い方の義である。表現せらるるところの情熱の 大小強弱は、あえて問うところでない。ただその大小強弱、おのおのの情熱をいかに表現するか、すなわち表現の方法が問題なのだ。しこうして、その方法なるものは、実際に書いてみなければわからぬ。——自分のことを例
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳)9
家庭と文学 9
これはただに親子の関係にのみかぎったわけではない。すべてのことにおいて、社会の組織は日一日と新しくなりつつある。 したがって、かかる時代において、ご維新まえの趣味傾向をそのままに表わすようなものを作れ ば、それでただちに家庭向きになるとはけっして言わぬ。けれども、そうかといって、現在の社 会状態が、まだ西洋におけるほど恋愛の自由を与えていない今日にあって、西洋におけると同じ
夏目漱石「家庭と文学」(英語対訳)8
家庭と文学 8
以上は今日の小説の今日の家庭に入れられないゆえんを説明したのだが、要するに、この『家庭と文学』なる問題は、恋愛を全然除却するかしないかの問題にはならないまでも、少なくとも 恋愛を表現するうえに立ち、いかに取り扱ったらばいいかの問題となる。つまり、その取り扱い 方に関して、家庭の監督者はどれだけの自由を許すか、子女たるものはどれだけの独立行動を主張するか、また文学者はどれほどま