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【6月の数秘】 「弱く、脆くある」 という強さを知る

陰と陽が統合されていく6月

【1】のエネルギーに導かれる5月から、【2】のエネルギーに満ちた6月へとバトンが渡りました。

自他の境界線を明確に引く【1】の世界を経て、陰と陽が統合される【2】の世界へと扉は開きます。


そもそもひとつでありながら、いつか分離させた他者や自分自身の半身を、再び自分の核の中へと迎え入れていく。

6月はそんな「統合」の月になりそうです。

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【2】が象徴するもの

協調、感情、仲裁・仲介、自分と他者、身近な関係性、寄り添い、女性性、曖昧、矛盾を受け入れる、白黒ではなくグレー、ポジティブ・ネガティブを超える、秘書的なサポート、etc.


【1】を個人・点とすると、【2】はその個人・点がつながる「線」のイメージ。異質な個が出会い、関わりあう「関係性」の象徴とも言えるんです。


特に、「自分と誰か」「自分と自分」のような二点間の関係性であり、不特定多数というよりも、親族、パートナー、親友、親子などの近い関係を意味します。


まったく違うものが出会い、始まりこそは不調和を生みながらも、やがては調和の道を見つけていきます。


しかも、6月の【6】も関係性(こちらは【2】よりも範囲が広く、複数人で作られる「コミュニティー」や「場」のイメージ)と切っても切り離せない数字。


そう捉えてみると、今月は「人との関わり、自分との対話の中で気づきを得る」「不調和から調和へ」などが主なテーマとして浮かび上がってきそうですね。

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相反するものが ひとつ の世界

個人と個人がつながり、関わり合い、化学反応を生みながら、己を知り、他者を知る。

一見相反するものがぶつかり合うようで、相手の中に自分を見、自分の中に相手を見る、写し鏡のような世界。


陰陽太極図のように、陰と陽という相反するもの、一見矛盾するものが、引き離すことのできない「ひとつ」であること。

そんな世界の理を教えてくれるのが、【2】のエネルギーです。


人の中に争いや不調和を見るとき、それは自分の中にあるものを見せてくれているのかもしれない。

また、それと同じように、外の世界に見る愛や調和、それも自分の中にあるものなのかもしれない。


そんな視点を持って、起こる出来事、引き寄せる現象、人との関わりを見つめてみてください。


そのフィルター越しに浮かび上がってくるものは、もしかするとあなたが見たくないものかもしれません。

受け入れがたいものかもしれないし、怖いものかもしれない。


そんなときには、それを無かったものにするのでもなく、かといって無理をするのでもなく、そんな繊細な自分の心の動き、微かな揺れを、素直に感じてあげてください。


心の核や芯というのは、決して硬くて強いものではないと私は思っています。その本質は、柔らかく、脆く、とても優しい。


そうでなければきっと、私たちは心と心でつながることなんて出来ないのかもしれません。


ぶつかり合い、主張し合い、自分を守るための盾と矛だけでは、叶えられない調和。


その矛盾を超えて、柔らかい心で、ただ共にあるだけ。それだけで、許しと癒し、そして、統合が始まっていきます。


何かを形にしていくことや解決していくことだけが、力や勇気ではないことを、【2】の世界は私たちに教えてくれます。


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2月に意識したいこと

では最後に、【2】の月を過ごすに当たって、ぜひ意識してみてほしいポイントをご紹介します。


ポイント①
周りの影響を受けすぎていると感じる場合は、NOをはっきり伝えるなど、あえて自分と他者の境界線を明確にする(【1】の月をぜひ参考に!)
ポイント②
白黒はっきりさせようとせず、答えを出すことを保留する、そのままの状態でいてみるなど、問題解決しようとする思考を一旦脇に置いてみる(自分なりの気分転換法を持っていると便利!)
ポイント③
自分の感情や感性を押さえつけることなく、意識的に素直になる(疲れたら休むなど、身体のケアも小まめに)
ポイント④
言葉や論理と距離を置いて、アートや音楽、マッサージなど、非言語でのコミュニケーションや感性を豊かにする時間をとる


季節的にも、梅雨のじめじめした空気や猛暑日並みの暑さなど、体調を崩しやすいタイミングなのかもしれません。


頑張りたいときは、もちろん頑張って。でも、無理なときには無理はせず、が合言葉。


自分の心身の声が聴こえないときというのは、外ばかりに目線が行っているときです。

それに気づいたら、その目線を一旦自分の内に戻しましょう。


人のペースは人のペース。

焦る気持ちがあったとしても、その焦りすらも自分の中に置いておいてあげて、そんな自分の心と対話する時間を大切にしてくださいね。


6月が皆さんにとって豊かな月となるよう、私も祈っています♪

みっこ

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