見出し画像

第2号|【MIKKAGOずかん】ボイスドラマ特集

救世の魔法使い特集

2023年4月より公開されたオリジナルボイスドラマ【救世の魔法使い】。
第2号では、この新規タイトルについて取り上げる。

1.|マナカという世界

 本作では、我々が住んでいる現実の世界と同等の文明が築かれている「マナカ」と呼ばれている舞台を中心に物語が進む。マナカは日本と同じく自然や戦争などの災害に見舞われており、人々の脅威となっているようだ。さらに遡ること数万年前。マナカは巨大な災害によって一度滅びかけた歴史を持つ。

2.|救世主という存在

 マナカでは救世主と呼ばれる存在が度々登場する。「1人で大厄災からマナカの人々を救った。」と作中では語られており、マナカの人々は救世主の存在を忘れない為にも世代を越えて語り継いでいる。やがて時が経ち、数万年後の現代。文明が進み、高度な経済成長を迎えた現代を生きるマナカの人々にとって、救世主の存在はただの神話として語ることもなくなった。そこで再び大厄災が降りかかるのである。

3.|2人の救世主の出現

 再びの凶兆に、マナカの人々は忘れかけていた救世主の存在を思い出す事となる。祈りはやがて届き、謎の人物が姿を現した。待ち望んでいた救世主の出現に歓喜していたが、どうも様子がおかしい。神話では1人のはずが、なんと2人現れたのだ。

マナカの世界

・・・

2人の魔法使い

 神話では「1人の救世主が古代のマナカを救った。」と語られているが、2人現れたことによりマナカの人々は困惑する事となる。どちらも「自分こそが本物である。」と主張をしているが、証拠も何も残されていない為に混乱を極めた。が、とある人物の提案によりどちらか1人を本物の救世主であると決めることにしたのだ。

1.|描くものを現実にする魔法使い【アメ】

 白と青を基調としたスーツを身に纏い、片目だけの怪しげな銀仮面にガラスのピアスを両耳につけた青年。彼は自身を【アメ】と名乗る。

CV:よっしー / デザイン・イラスト:鷹尾太郎丸

 性格は自由奔放で子供っぽい性格をしており、とてもじゃないが救世主と呼ぶには軽薄すぎる振る舞いである。
彼の最大の特徴は「想像を現物に変える力」。描いた対象の物が具現化するという部分だ。白い物であればそれらをキャンパスにして筆を走らせる事で、物を出現させる事ができる。なんともうらやましい能力であるが、いわゆるこの能力が魔法と呼ばれ、彼が魔法使いと呼ばれる所以(ゆえん)である。

門番で獣人の【シロ】

 アメの作り出した世界とマナカの世界を繋ぐ門を守護する門番。アメの作り出した世界では人の姿、マナカの世界では犬の姿に変身する獣人である。どういった経緯でアメの元へ来たのかは分からないが、物語が進めば理由が解明されるかもしれない。

CV:きやま / デザイン・イラスト:鷹尾太郎丸

 自由奔放でわがままな上司を支える付き人であり、基本的には上司であるアメの行動を肯定的に捉えている。門番であると同時に執事のような存在でもあり、彼の言動からは物腰柔らかな好青年といった印象を受ける。性格は至って穏やかであり、わがままな上司とは違い順序をわきまえて行動する事を好む。

>> アメの動画はコチラ

2.|詠唱により万物を守護する魔法使い【ネヅ】

 黒と赤を基調とした着物を身に纏い鬼の面をつけ、その目からは炎のような謎の気体が漏れている。彼は自身を【ネヅ】と名乗る。

CV:古池譲二・A / デザイン・イラスト:鷹尾太郎丸

 常に眉間にシワを寄せている強面であり、言動も威圧的なのでとても救世主には見えない。
彼の最大の特徴は「現象が空間に変わる力」。自らが生み出した音を結界に変える事ができるという部分だ。詠唱によって音の跳ね返りを利用し、範囲の内側を支配する事ができる。一見地味のようであるが、道具を使わずに発動できる事を考えればかなり強力である。いわゆるこの能力が魔法と呼ばれ、彼が魔法使いと呼ばれる所以(ゆえん)である。

門番で獣人の【クロ】

 ネヅの作り出した世界とマナカの世界を繋ぐ門を守護する門番。ネヅの作り出した世界では人の姿、マナカの世界では犬の姿に変身する獣人である。どういった経緯でネヅの元へ来たのかは分からないが、物語が進めば理由が解明されるかもしれない。

CV:きやま / デザイン・イラスト:鷹尾太郎丸

 当たりの強い上司を支える付き人であり、基本的には上司であるネヅの行動を肯定的に捉えている。門番であると同時にマネージャーのような存在でもあり、彼の言動からは厳正な青年といった印象を受ける。性格は至って真面目であり、大雑把な上司とは違い細々とした作業を好む。

>> ネヅの動画はコチラ

・・・

まとめ

 新規タイトル【救世の魔法使い】。本作の特徴は視聴者の反応が作品に直接反映されるというところである。4月に公開されたばかりのタイトルなので、まだまだこれからではあるが、MIKKAGOと言うサークルの成長を視聴者が協力して見届けることができる作品と言える。


オススメの見方

下記に記載してある通りに続けて視聴する事で物語の流れを掴む事ができる。

① 救世の魔法使い PV「Overture」
② 救世の魔法使い ご案内「Introduction」

PV「Overture」・ ご案内「Introduction」の両方を観ないと内容が損なわれてしまうので気を付けよう。


公式Twitterのフォローよろしくお願いします!


記事執筆:4ever?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?