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辞めたくなったとき

今までを振り返って気付いたこと

わたしは
もう少しで出来そうなところまで来て
辞めてしまうらしい

勉強も習い事もアルバイトも 
もう少しやっていけば
違う場所にたどり着けたかも
そんな感覚がいつもある

もう少しの見極めって難しい

5か月目に入っても業務内容を覚えきれず
同僚に迷惑をかけまくっていたアルバイト
本当は自分でそう思い込んで追い詰めていただけかもしれないけど

辞めたいと伝えたとき
店長に「もう少しだと思うんだけどね」
と言われた
今思えば
もう少しで出来るようになっていたのかも

「もう少し」の見極めって難しい

その期間同僚たちの視線や
自責に耐えられたのか
それによって
無駄に高いプライドが傷つくことに
耐えられたのか
数年経った今も自信がない

昔の自分と違うところを挙げるとすれば
「もう少し」の見極めが難しいと
気付いているところ

それに気付けているのなら
辞めたくなったとき 
同僚に悩みを打ち明けたり 
気晴らしに体を動かしたり 
一人カラオケで発散したりすることで
辛い気持ちを外へ逃がして
また頑張ろうと踏みとどまって
「もう少し」を
少し先へ
延ばすことが出来るんじゃないか

「辛ければ逃げていい」
「別の仕事を探せばいい」
周りからは優しい言葉をかけられる
晴れて辞められたとしても
それは一時的な救済だ
なぜなら 
次の場所でも同じ壁にぶち当たるからだ
「辛い」という角を曲り
「辞めたい」という角を曲った先に
自分の仕事に満足しないまま
辞めてしまう自分と
再会するからだ

職場環境が悪いとかパワハラ上司がいるとか 
どうにもならない場合は別だけど

もしも自分の不出来が辛いとき
経験や慣れが解決してくれそうだと
少しでも思ったとき
「もう少しで出来るようになるかも」
そうやって踏みとどまってみてはじめて 
辿り着けるところがあるんじゃないかと
今のわたしは考えている

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