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勤務か独立かのはざまで

ようやく新型コロナの影響も少し落ち着いてきた感はありますがまだ予断を許さない状況ですね。

資格試験の専門学校でも東京等以外では授業が開始しているようですが、東京圏の受験生はいまだ厳しい勉強環境下にありますね。

税理士試験の受験生の減少が毎年止まりませんが、今年は新型コロナの影響もありさらに受験生の減少が加速するかもしれません。

税理士試験受験生の中には合格後は税理士登録して独立開業を考えている方もいるでしょうし、勤務という道(所属税理士)を選ぶかたもいるでしょう。

特に新型コロナの影響で、これまで独立開業を視野に入れていた方もやや独立を躊躇する気持ちになっているかもしれませんね。

独身の方であればある程度自分1人で意思決定できますが、特に家族のいる方ですと、独立にあたり家族の同意も得る必要があるのでハードルも上がるでしょう。

私自身は独立開業しているので、開業したいという方は是非開業してほしいとこれまで思ってきましたが、今回のコロナのようなことがあるとなかなかどうして、やはりサラリーマン(勤務)の方が安定感があるのはやはり事実としてとらえて慎重に判断する必要があるとは思うようになりました。

もし仮に今自分が開業前の状態であればどう動くかなといろいろ想像していたら、やはりサラリーマン(勤務)の安定感が独立開業の決断を少し曇らせるかもしれません。ただし、それでも私は独立すると思います。

新型コロナの影響なんて誰も予想できなかったように、独立して生活できるかどうかなんて自分自身含め誰も予想できないですし、独立して生活できる可能性があるのであれば背水の陣でそれにかけてみるってのもアリではないかと思います。

この時期に独立開業なんて無謀というのが世間一般の考えでしょうが、そういう常識や世論にとらわれずにアクションを起こすのも時には必要かと思います。

みんなと同じ考えや同じ方向だけ向いていたらみんなと同じになるだけです。

あえて厳しい方へ行ってみる。

そこで何か見つかれば、それこそ他者との差別化というかその人のオリジナルになるのではないかと思います。



はじめまして。ご訪問ありがとうございます。開業税理士の井上幹康と申します。