自己紹介
プロフィール
2023年10月時点で40歳台前半の地方公務員です。行政に関わった経験を活かして、2027年4月の統一地方選で市会議員になることを目標にしています。
私が市会議員をめざしているのには祖父の影響が大きいのですが、はじめに祖父について書かせていただきます。
わたしの祖父について
わたしの祖父は市会議員でした。45歳の頃に立候補したようです。5期とちょっと勤めた頃、65歳の時に事故で亡くなりました。当時の私は9歳でした。
祖父は大正12年(1923年)生まれ。兵隊として戦争に行った世代でしたが、孫には大変優しくしてくれました。物心がついてから数年で亡くなりましたが、祖父から怒られた記憶は全くありません。祖父とお出かけすると、よく地域の人が挨拶をしてくれて、当時の私から見るとそれだけで「おじいちゃんすごいなあ」と思って見ていました。そんな祖父でしたが、志半ばで事故で亡くなってしまいました。
祖父は責任感と体が強かったようです。まだ小学生だった頃、弟がいじめられていたのを見て、自分の身もかえりみずに3~4歳年上の子相手にケンカをしたこともあったと話してくれたこともあります。ただやんちゃなだけでなく勉学も相当できたようで、小学校の成績は全て「甲」(甲乙丙丁の時代だったんですね)、6年間級長(今でいう学級委員、当時は成績が優秀でないとなれなかったそうです)だったと話してくれたこともありました。つい最近、祖父の小学校時代の通知表が出てきたそうで、母はそれを教育委員会に寄贈し、当時を知る貴重な資料として預かっていただいたそうです。
祖父が小学生だったころは戦前。当時は家柄が良くないと中学校に行けなかった時代でした。祖父の最終学歴は小学校高等科という、中卒にも満たない学歴でしたが、持ち前の聡明さに加えて努力の甲斐あって、労働組合推薦の候補として市会議員になることができました。私が物心ついたときから知っている祖父の姿はそこからの姿です。
私が議員をめざす理由
祖父といることが当たり前だった私の幼少期。「私も祖父のようになりたい」といつの頃からか思うようになりました。弟を守るために自分を捨てて戦いに挑む、「弱きを助け、強きをくじく」という精神性に対する憧れがあったのだと思います。そんなことも影響して、民間企業で稼ぐことよりも、社会正義に直接貢献できていると実感できる就職先として公務員という仕事を選びました。
公務員になって約20年。今(2023年)は福祉関係の部署で働いています。それまでにいろんな部署を回りましたが、福祉関係の部署が自分に一番合っていると感じます。と同時に、福祉の現場を通して世間を見てみると、一番守らないといけない存在は「こどもたち」だと日々痛感するようになってきました。人間は生まれてからしばらくの間、つまり幼少期の間は自分が身を置く環境を選ぶことはできません。
今、この「環境」が、昔と比べて悪くなってきているのではないかと感じています。近所にあった産婦人科は、いつの間にか「婦人科」になり、産科がなくなってしまいました。保育士不足のため、保育所で受け入れることのできるこどもの数が確実に減っています。少子化によって学校の統廃合が今後進めば、家から学校まで何十分も歩かないといけなくなる。通学時間が増えると、それだけ事故のリスクも増えますよね。
こどもたちを守るには、こどもたちが育つ環境を守らないといけません。ですが今の日本は本当にこどもたちを守れていると言えるのか、疑問に思うことが増えてきました。
そんな中、2023年4月に行われた統一地方選の結果、私の地元を見てみると、、、
30~39歳:1名
40~49歳:3名
50~59歳:5名
60~:6名
と、実に当選者の7割以上が50歳以上。これではこどものほうを向いた政策を実現することは相当困難だと感じています。自分が議員としてその中に入ることで、少しでも若い世代にとってメリットのあるまちに変えていくことができるのではないかと思い、議員をめざしています。
これから発信したいこと
こんな感じで市会議員をめざしている私ですが、今のところ具体的な活動はあまりできていません。公務員だからということもありますが、公務員であってもできることはあるはず。そこで議員になるための活動をするたびに、このnoteに活動記録を残していくことにしました。政治家の方に話を聞きに行ったことや、地域の活動に参加したこと、まちづくりや地域再生について勉強したことを発信していきたいと思っています。
また、まちづくりに関連して不動産に関する勉強も進めています。空き家が放置されて朽ちていき、まちの景観を損なうのをなんとしても食い止めたい。放置空き家を減らすことでこどもたちに安全な通学路を提供したい。外国人などのマイノリティが住みやすい場所を提供することでまちに少しでも賑わいを作りたい。そういった活動についてもこれから発信していきたいと考えています。
他にも教育に関すること、人材育成に関すること、これからの公務員像なんかも書いていけたらと思っています。どこまでできるか分かりませんが、次の選挙まで残り3年半。悔いのないように発信を続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?