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猫にも脳腫瘍ってあるんです

 しばらくぶりの投稿です。

最近は在宅で仕事をすることも多いのですが、その理由の一つに猫息子(ふーま)の通院生活があります。

この子は今の家に引っ越してきた時に里親さんから譲り受けました。猫の里親掲示板で見つけた子です。

もともと 雨の中で拾われたということもあり、 喘息持ち、 食べ物アレルギーがある体の弱い子でした。

とはいえ、10歳過ぎる頃には 6.5kg ぐらいのデカにゃんこになっていましたけど 笑

今までも寒い季節は月に1、2回は気管支喘息のような呼吸器困難で通院していたのですが今年の1月にパタリと倒れて気を失いました。

寒い朝でした。

意識が戻らず、慌てて動物病院に駆け込んだのです。

緊急に治療を受けました。かなり血流が悪いということで、点滴や数種類の注射を受けることになり、週2,3回の通院生活がスタートしました。

その後は雨が降ったり、天候が悪くて気圧が下がったりすると極端に様子がおかしくなりました。

今まで見たことない症状…

足元がふらついてそのまま倒れたり、 くぐもった声で鳴きながら部屋の中を同じ方向にぐるぐる回ったりするのです。

これは本人の意識はないや旋回運動というものらしく、手足の痺れでフラフラしながらぐるぐると歩き続ます。

それからは眠ったというよりは 気を失ったという感じになってしまったり、目が開いたままで全く動かなかったり、 首を後ろに反らせて口を開けて失神するようなこともありました。

おそらく脳の障害。。。
獣医さんから言われました。

朝方には何度も気を失って寝たまま粗相。
手脚が変に突っ張って体が固まったり。

冷たくなりそうな体を一晩中さすったりしました。

これが虹の橋をだいぶ渡ってるということかなと思う毎日。。。

この子は今まで幸せに生きてきたかな
してあげられることはちゃんとできたかな
といつも考えていました。

そんなある日のこと、
朝から意識がなく、四肢が突っ張って固まっていました。

これが最後では…

覚悟しました。


状態が悪く連れて行けないかもと病院に電話して矢先、

急にふーまが体を起こしたのです。。。

あ、まだ生きる気力がある!

それから慌てて病院へむかいました。

連続何日も通院して体調が低い位置で落ち着きました。

通院費もかさみ、 ペット保険の枠もとっくに 使い終わった頃、ちゃんと原因を特定したいと思うようになったのです。

どうやって病と戦うかを考えるために。

特定方法は MRIでした。
体が弱っていたので麻酔を受けることはできず、 全身のMRIはできません。
頭だけ撮影することができました。

にゃんこの横顔のMRI 映像を 見ると脳の真ん中あたりがうっすら 色が変わっています。

これが腫瘍。 。。

そもそも猫は脳腫瘍にかかりやすいらしいとか。

想定の範囲だったので驚きはしません。
やはりという結論です。

とはいえ、体力もなく手術はできません。

でも本人はがんばっているのか、状態はだいぶ安定しています。

前と変わらず、調子が悪い時には ほぼ毎日のように通院、ちょっと調子がいいと3日に1回連れて行っています。

病院に行くのを本人は嫌がるので、連れて行くことがいいのかどうかは正直 分かりません。

人間のエゴかもしれません。

ただ 治療を受けるとある程度調子が良くなるので、今のところ通院が止められないというか。

一時期は食事も取れず、体重が4kgぐらい減ってしまいましたが、治療のおかげで今は5kg弱までに回復しました。

根本原因がなくなるわけではありません。
現状維持ですが脳圧を下げる注射が追加されたのが効果があったのだと思います。

さらに少しでも何かないかと猫用サプリに手もを出しました 笑

アガリクスというきのこのエキスです。

免疫力向上でガンに効くという昔からある健康食品ですよね。

わらにもすがるとはこのこと。
数滴をチュールに隠して1日3回食べさせています。

いつの間にか腫瘍が小さくならないかなぁと思いつつ。

さて、気温の高い日が続いてきたので体調がやや安定してきました。

ふーまはまだ12歳。

もうちょっとだけ、病と戦ってほしいと思います。

もうちょっとだけ、幸せな人(猫)生を送って欲しいと思います。

ふーまをねこリュックに背負って自転車で通院する日々が続きます。

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