英語を経由して日本語を考える(英語は得意じゃないけど)
こんばんは。みきたにし☆です。
みなさま、今週もお疲れ様でした。
タイトルはすごいですが、それほど学術的なことには触れていません!
Amazonプライムビデオで発見した
唐突ではありますが、
プライムビデオって便利ですね。
今日ここで、「人のセックスを笑うな」という作品が出ていることを知りました。山崎ナオコーラさんの小説が原作の映画です。
タイトルとあらすじだけ見て、映画そのものはまだ見てないんですけど、すごい発見がありました。
言語を別の言語に翻訳しようとしたら、不足している成分を、後から付け足したりしなくちゃいけない(みたい)。
邦題と英語タイトルの微妙な温度差
邦題は「人のセックスを笑うな」でしたが、ここに添えられた英語タイトルはこうでした。
"Don't laugh at my romance"
直訳すると「私の恋を笑うな」。
これが新鮮に驚きでした。
なんせ「人のセックスを笑うな」を英語にしたら、
"Don't laugh at other's sex"(人様のセックスを笑うな)
なのかと思っておりましたので。
でも、日本人て、たまに、「わたしのことなんか、ほっといてよ」と伝えたい時に、「人のことに、いちいち口出しすんなよ!」なんて言ったりするし……。目から鱗の気持ち!
日本語ではごまかせても英語は容赦ない
これと似た驚きがあったのは、森博嗣さんの小説に出てくるセリフ。たしか、こんな感じだったはず↓。
男1「愛してたんだ」
男2「それ、英語で言ってもらえますか?」
日本語だと「愛してた」で済まされる言葉が、英語だと、
"I loved her(him)."のように、「誰を」までで一文になっている。
この小説の中では、男1の愛情の対象となり得る人物が2人いて、1人は女性、1人は男性だったので、「英語で言ってみて」というセリフにつながったのでした。
英語を経由して、日本語を見るのも、思わぬ発見があるかもしれません。
今日もありがとうございました。
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