見出し画像

パリオリンピックの開会式で思ったこと

昨夜、現地時間の19時30分から23時30分まで、パリ五輪の開会式がセーヌ川のオステルリッツ橋から6キロ下流のイエナ橋までの間で開催された。

生憎の雨模様だったが、船に乗った選手もパフォーマンスの演者も32万人の観客もみんな、もはやそれすら楽しんでいるように見えた。

競技場でない屋外で行われる開会式も異例中の異例だが、セーヌ川沿いにある様々な建造物、パリ市庁舎やノートルダム大聖堂、ポンヌフ橋、ポンデザール橋、フランス造幣局、コンシェルジュリー、フランス学士院、フランス国立図書館、ルイヴィトン本社、ルーブル美術館、オルセー美術館、グランパレ、アレクサンドル3世橋、トロカデロ、イエナ橋などを利用しながら、フレンチカンカンやパリオペラ座バレエ団のダンス、マリー・アントワネットにメタルバンドのゴジラ、フランス革命やオペラ座の怪人、レ・ミゼラブル、モナリザなどのフランスを代表する人物や事柄や音楽などを使った個性的な演出がとても興味深かった。

直前にはマクロンによる国民議会の突然の解散劇そして選挙があったり、開会式に参加するダンサー達や空港職員やパリ交通公団、国鉄、警官などのスト騒動など、一瞬どうなってしまうんだろうとヒヤヒヤしたが、なんとか収まってくれて良かったと思う。

バタバタなのに、それを何事もなかったかのように堂々と発表するまとめ技は、是非とも日本人が参考にしたいテクニックと言えよう。

特に私が個人的に感心したのは、ノートルダム大聖堂の足場でのパフォーマンスだ。

ここから先は

1,057字 / 1画像

¥ 200

最後まで読んでいただきありがとうございます。 よかったらまた遊びに来てくださいね。 スキやフォローしていただけたらとても嬉しいです。 いただいたサポートでアロマキャンドルを購入させていただきます。(noteを書く際に精神集中のためになくてはならないものなのです!)