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呼吸のエクササイズ その2

1:4:2の呼吸

1:4:2の呼吸は胸腔にアプローチするエクササイズです。胸腔には肺が入っており精神的な事や免疫力に関係しています。
しっかり取り組んで胸郭を柔らかくし胸郭を大きくして健康になりましょう。
バー体操と合わせて取り組むとより効果的です。
また練習をする前に行うと正しい動きになり練習の質も向上します。

こんな時は1:4:2の呼吸

・疲れが溜まっている時に
・上肢(手首 肘 肩など)の不調に
・風邪の予防に
・気がのらない朝に
・怪我で練習ができない場合
・雨などで練習ができない場合
・アップ時間が短い時
・勉強前に姿勢を正したい時に
・冬の寒い時期に

1:4:2の呼吸は呼吸のリズムを正確に刻んでくれます。

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呼吸の乱れは様々な不調を伴いますが、特に精神的なストレスや免疫に深く関わっています。
呼吸のリズムを正確に調整することで身体は活性化します。
活性化すると自然治癒力が高まり、免疫力も向上します。

胸郭の動き


運動する上で胸郭の動きはとても重要です。トレーニングで胸郭が硬くなってしまい胸郭を固定して使っている選手がとても多いように思います。固めることなく柔軟に動くようにする事で正しい体の使い方の第一歩になります。この呼吸法で常に柔らかく偏りをなくした状態で日々の練習に取り組んでください。

試合前の過度な緊張は胸郭の力みを生みます。

心と体はリンクしています。心の状態は体に現れ、体の状態は心に作用します。試合前に呼吸法で集中力を高め緊張と胸郭の力みを開放して試合に臨みましょう!
思いどおりに動く身体で様々な競技を楽しんで下さい!!

1:4:2のやり方

姿勢は正座で行います。(できなければ椅子に座って)
なれてくると立って行います。
さらに慣れてくると「しゃがみ込み」で行います。

はじめは5秒から始めます。5回連続で1セットです
出来るようになると6秒 7秒 8秒と挑戦してください。
10秒でできるとアスリートに近づけるかも。。

実施例 5秒での5セット(連続)

①5秒間吸う➡︎20秒息を止める➡︎10秒間吐く➡︎
②5秒間吸う➡︎20秒息を止める➡︎10秒間吐く➡︎
③5秒間吸う➡︎20秒息を止める➡︎10秒間吐く➡︎
④5秒間吸う➡︎20秒息を止める➡︎10秒間吐く➡︎
⑤5秒間吸う➡︎20秒息を止める➡︎10秒間吐く

図にすると

スクリーンショット 2021-09-10 17.10.04

動画 5秒バージョン

 

動画 6秒バージョン

動画 7秒バージョン

動画 8秒バージョン

動画 9秒バージョン

動画 10秒バージョン

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