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大きい人・小さい人

今朝のメッセージは漢字。起きがけにベッドの上でストレッチをしながら、ハイヤーセルフと会話をした。

『「大」という漢字をまわしてごらん。ちょっと角度を調節すれば、連続側転のようにくるくると回転しそうな形だよね?』

なるほど。レオナルド・ダ・ヴィンチの人体図みたいにくるくると回すことができそうだ。

『「小」という漢字は人が腕を下ろして、たたずんでいる感じだよね。』

うん、そうだね。

大きな箱の中にいろいろな形の物体があるとする。まるい物は箱を動かすところころ転がる。箱との接着面が広ければすぐには動かない。

動かないことが悪い訳ではない。慣れ親しんで安定した場所・物・人は、多くの人間を安心させる効果があるから。

ただし大地が大きく揺れ動くとき、時代が根底から覆されるとき、フットワークを軽くしていれば、ものすごいスピードで移動できる。

だから「安定」の時代にはふらふらしているように見えた、柔軟性のある人は変化に強い。

自然体でたたずむ姿を漢字にすると「人」。両足を肩幅に開いて立っている。ふらふらしない。そして歩くことができる。

両手を広げれば「大」になる。ただおおらかになにごとも受け止めれば、人は大きくなれる。

受け入れる必要はない。他人の思考や意思を受け入れると「犬」のように飼い主に従順になったり、ストレスをかかえて「太」ったりする。

今日も爽やかな朝です。素敵な週末をお過ごしください。

(はてなブログ「アレコレ楽書きessay」2020.9.19 加筆修正転載)

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