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ニセモノ

やはりもう無理だ。
できない。
好きな表現方法以外の
やり方を使えない。

誰かに媚びるために
好かれるように
嫌われないように

それをやり続けることはできない。

世の中の基準の「ホンモノ」は
著名だったり
伝統的だったり
外部基準をクリアしていたり。

そうじゃなくて。

自分の内側から
NO!!そうじゃないよ!
それはニセモノだ!
と感じる違和感を無視できない。

大勢の人間に
認められればホンモノで
それ以外はニセモノ。

違う。そうじゃない。

鈴木雅之さんの歌が
脳内再生される(笑)

奇をてらうために
土や水に負担をかける物を
やたらと使ったり
反響があるからと
快の軸をずらしたり。

それができない。

もっとずる賢く
媚びてもいいのに。
もっと計算高く
知らんぷりして振る舞えばいいのに。

馬鹿正直すぎる。
そんな自分自身を持て余していた。

やっと手懐けることが
できたのかもしれない。

他の誰かの基準のホンモノでも
私自身の感覚のニセモノは
いらないしつくれない。

それでいいや。

腹をくくれば
なんとかなる。

いちばん辛辣な批評家は
自分自身だったから
その「彼」がうなずくならば
それでいいや。

さて、おやつのゆで卵を作ります。
素敵な1日をお過ごしください。

(はてなブログ「アレコレ楽書きessay」2023.4.6 転載)

Grazie 🎶