見出し画像

「本当の私」を知って生きること。

そもそも私は、スピリチュアルや占いとは縁のない人間でした。

会社員を10年経てフリーランスになりましたが、20代は野心も強く、結構な仕事人間でした。周りの人から認められたかったし、力を得たくて仕方なかった。

そして何より、全ては自分の「自力」でやっていると思っていました

人並みに、雑誌についている星占いを見たり、友人とノリで手相を見てもらったり・・・なんてことはあったけれど、まさか自分が、いわゆる占い・スピリチュアルと呼ばれる領域を発信する側になろうとは夢にも思わなかったのです。

今日は初めてのnote記事なので、そんな私の人生を変えた数秘術との出会いを振り返ってみます。




(1)迷いが吹き飛び、本当の使命を生きようと思った日

それは遡ること、2016年の春、偶然の出会いからその後師となる方のセッションを受けることになりました。

当時の私の大きな悩みは、育児と仕事の両立

フリーランスという悪条件の中でも奇跡的に認可保育園に入ることができ、生後4ヶ月半から娘を預けて働いていました。

が、私自身は2年保育の幼稚園に通っていたこともあり、そんな小さい時から預けていいのか(本当はいいか悪いかなんてないけれど、自分の経験としか比べるものはないのでね)、最初の1年は保育園に行かせていることへの罪悪感がかなりありました。


「子供を預けてまで、フリーランスとして働く必要はあるのか?」

「もう少し育児に専念してから復帰することもできたのではないか?」


でも、仕事することが好きで、私にとって仕事をしない選択肢はない。
当時フリーランスとして長期間のプロジェクトに入っていたこともあり、どこか正当化する理由もあって、モヤモヤすること約1年。

そんな私の迷いを表すかのように、子供はよく体調を壊し、私も40度を超えるような高熱を何回も出すような生活でした。



そんな1年を経て、セッションという初めての体験。

はじめに簡単に状況を聞かれ、仕事は?結婚は?子供は?という質問になった時、今でも忘れられないやりとりがあります。

師:「子供はいるの?」
私:「ひとりいます」

師:「何歳なの?」
私:「1歳です」

師:「それでもう仕事しているの?」
私:「はい、認可保育園に入れたので、、、迷ったんですが預けました」

師:「すっごくいいね!」
私:「え?????」


(思わぬ答えにしばし固まり、そして恐る恐る聞いてみる・・・)

私:「それは、
   子育てが向いてないってことでしょうか?」

師:「あなたの人生においては、
   社会で活躍することが大事なの。
   子育てしてても、
   娘さんとずっと一緒にいるんじゃなくて
   ママが活躍してるところを見せたいの。
   雑誌とかに載っちゃうくらいにね。
 
   だから働ける環境も与えられるんだよ。
   ちゃんと保育園に入れたでしょ。」

(私の心の声:えー!!!そういうことだったのか・・・。)


師:「子供が可哀想だと思う暇があったら、
   自分のやるべきことをやってね!」

(何も言えない私・・・)


はっきり言って、衝撃しかありませんでした。

師匠から見せられた数秘チャートは、私がほんのり知っていた数秘の世界と全く違う。
(私が当時知識として知っていたのは、生年月日を一桁まで合算して、1つの数字を出すだけの数秘術でした。)

何十もの数を使って多角的な視点から私に示されたことは、「真の意味での」仕事と家庭の両立というテーマ。

だから、小さい子供がいようとも、母親の役割以外に自分がすべき仕事を続けていくことがとても大切であり、そのために必要な環境はちゃんと与えられたのでした。
(実際に、認可保育園に入るのはほぼ無理と区役所の人に言われていたのに入れてしまったという経緯があったので、環境が与えられるということにも妙にしっくり来てしまったのです。)

他にも、娘にどのような人生を伝えていくのかが示されていたり、サイクルを含めて読み取ると、大きなチャンスも待っている。

私がどれだけ頭で考えようとも、私の今回の人生においては、自分を世に打ち出し、自分らしい世界を作っていくということが設定されている。

そのことを様々な数字を通して認識させられたのです。

何よりも、私が「自力」でやってきたと思っていた道のりが、驚くほどチャートに示された流れの通りだったのです。


セッションを終えて、私は頭を打たれたような衝撃を受けると共に、1年間悩み続けたモヤモヤが吹き飛びました。
自分が悩んでいたことがすごくちっぽけに思えてしまったのです。

「人生の大枠の設定は決まっているのだ。
 私は、私の使命がわかった!
 それならもう、
 その道を迷わずに進もう!!」

その日から、私が楽しそうに仕事する様子を見せることが目標になり、子供を預けて働くことには罪悪感は一切なくなりました。


自分が理解している力なんて、わずかなこと。

本当の自分の望みを知ること。
本当の自分の力を知ること。

それをコツコツ続けた先に、
きっと本当の自分に出会える。


いらない悩みはポイッと捨てて、本当にやるべきことに向かいたいと思えたのは、数秘術で自分を知ったおかげ。

この日の出会いを、私は本当に感謝しているのです。



(2)Universal Truth(宇宙の法則)という視点との出会い

実は私の師匠は、数秘術だけでなく、占星術やカバラ、タロットなど多岐に渡った世界を扱う方でした。

そして、その根底に流れている考え方が「Universal Truth(宇宙の法則・普遍の真理)」

意識(思考)が現実化するという言葉を聞かれたことがある方も多いと思いますが、まさに「自分の内側の世界が、外側の世界を作る」という真理

私たちはつい現実世界でどうにかしようと奔走しますが、実は、「自分の内面、目に見えない世界に目を向けていくことで、現実が変化する」のですね。

この摂理・神秘の謎を解くものを、ここでは「Universal Truth」と読んでいます。


セッションを経てこの世界観に興味を持った私は、現代数秘術、多次元数秘術(カバラ)、占星術、トートタロットと次々とツールを得ていきましたが、すべての根底にはUniversal Truthがあり、それぞれのツールは繋がっているなと感じます。

これまで、なんでも自分の意識下で、「自力」でやってきたと思ってきた私の価値観は、Universal Truthを学んだことで、全く違っていたのだと気付かされました。

目の前に見える全ては自分が創り上げた世界、「意識できない領域も含めて自分とどう付き合っていくのか?」に面白さを感じるようになりました。(もちろん面白いだけではありません、時に厳しいなと思いますね、苦笑)

何より、「自分の捉え方」がグッと広くなったことを実感しました


そして、Universal Truthの視点を得たことで、占術に対しても「当たる、当たらない」という軸で考えなくなりました。

全ては「表裏一体」であり、いい/悪いという世界観ではありません。

私のセッションや講座に来てくださる方の声として、「ふわっとしていない、ちゃんと現実に活かすためのツールとしてアドバイスしてもらえる」ということをよく言っていただくのですが、まさに、これらのツールは自己理解のひとつの視点であり、それを活用してこそ意味があると考えています。


これからこのnoteを通じて、数秘術や占星術の視点をお伝えすることにより、「本当の自分の個性や強みを活かす」ことと向き合うヒントをお届けできたらと思っています。

「本当の自分で生きたい」と思っている皆さんと出会っていけたらうれしいです。

どうぞよろしくお願いします^^

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,895件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?