マインドフルネス瞑想のススメ！
世界のビジネススクールやトップリーダーたちが実践しているマインドフルネス。私も3年前に知人のグループで教えてもらってから、行っています。私がアンバサダーを務めている日経クロスウーマンのdoorsでマインドフルネスに関する記事を見つけたのをきっかけに、マインドフルネスについて感じていることや効果について書いてみます。
マインドフルネス瞑想って？
この記事は、マインドフルネス瞑想協会、代表理事の吉田さんという方にお話を伺って書かれたもの。実は私も、マインドフルネスを日々の生活に取り入れているのですが、気分が落ち着いたりいいなという感覚があるのは、こういう理由からなんだなあと分かる記事の内容です。良かったら、読んでみてくださいね。
さて。問題です。人は1日に何回思考しているでしょうか？
なんと。6万回も思考を繰り返しているのだそうです。しかも。そのうち8割がネガティブなこと！私たちは毎日そんなにネガティブなことを考えているのですね…心の病や身体の不調が表れても不思議ではありません。
混沌とした時代の今だから、一人の時間を作り心と向き合う内省が必要です。その内省に効果的なのがマインドフルネス瞑想。
瞑想ってどんなイメージですか？私は、修学旅行で行った京都のお寺の座禅体験を思い出します。少し動いたりしたらお坊さんにぴしっと叩かれる…というような。笑
マインドフルネス瞑想は、今ここに集中するということ。100％今ここに心を向けて自分の思考を客観的に観察している状態のこと。離れた視点で自分を見ることってとても大切です。「なんで自分はこんなに怒っているんだろう?」とか「今のはちょっと言い過ぎたんじゃない？」とか。
マインドフルネスは脳科学や心理学でも効果が立証されているそうです。
マインドフルネス瞑想で得られること
マインドフルネス瞑想で身に付くのは、アウェアネス。アウェアネスと言う言葉を聞いたことがありますか？気付きという意味です。セルフモニタリングとも言われています。
アウェアネスは、ハーバードビジネススクールでも、現代のリーダーに必要な力だとされています。「どうして今こんな気持ちなんだろう？」ともやもやすることってありませんか？そんなとき、気付く力があれば冷静な対応や判断ができます。
現代のチームリーダーに必要なのは、EQだとも言われています。EQというのは心の知能指数のこと。共感や人を思いやる言動ができる人間力のこと。この能力が高くないといくらIQが高くても、チームを成功に導くことはできないのです。
マインドフルネスは評価はしません。たとえ明日のことを考えてしまったりしても「ああ、今明日のこと考えたな。さあ、今に集中するぞ」とそこからまた今に戻ります。良い悪いで判断せず、自分に対して思いやりの心を持つこと。自分に許可を出せない人は、他人を受け入れることもできないのです。だから、まずは自分をジャッジせずありのまま受け入れる。そして人も受け入れると人生もビジネスもうまくいきます、というのがマインドフルネス。
マインドフルネス瞑想の方法
そんなマインドフルネス瞑想のやり方は、とっても簡単。ただ呼吸に意識を向けるだけ。1日10分、呼吸に心を集中させるだけです。マインドフルネス瞑想は、脳の筋トレとも言われていて、集中力が高まるだけでなく、創造性も高まるそうです。なぜなら、普段考えすぎている脳の過剰活動が落ち着いて、リラックスしつつも覚醒状態にあるので、独創的な企画や飛躍したアイデアが生まれやすいのだとか。無意識で考えすぎているため、脳は疲弊しているんですね。だから一旦そこから離れることで感性が鍛えられ自分の本質に近づく内省ができるようになるのです。
私も朝と夜、1日2回マインドフルネス瞑想を行っていてとても調子がいいと感じていたときに、出会ったこの記事です。
道具もいらずにできるマインドフルネス瞑想ですが、私は最近Relookというアプリを使っています。年間5000円くらいだと思いますが、ヨガに行ったりすることを思えば高くないですよね。いろんな気付きを与えてくれる言葉をくれて、ヒーリングのミュージックからスタート。ティンシャのチーンから瞑想スタート。夜は寝落ち瞑想…。
自分のなかで区切りをつけてやっていくのって大事。24時間こんなにたくさんの情報にさらされているなんて、今までなかったですよね。スマホってほんとに便利ですが、意識的に情報をシャットダウンしないと常に情報にさらされていて脳疲労をおこしている…これ、ほんとにそうです。
3年前に夫に話したら「俺はいつも帰りの電車でしてる」としている、と。自分の心に向き合う時間を持つということは、移動時間でもどこでもできます。是非やってみてください。
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