有機JASと完全オーガニックの違い
あなたは農産物の「オーガニック」という言葉の定義、詳しく知っていますか?
「有機栽培」でも農薬が使われていることがあります。
日本の有機栽培は海外と比べて、基準が緩く、盲点があります。
大手ショッピングセンターなどで有機JASマークを見かけますね。
多くの方がこのマークを信用して、商品を選んでおられることと思います。
その有機JASマークの内容を深掘りしてみようと思います。
有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。 農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料、畜産物及び藻類に付けられています。
禁止農薬や化学肥料、遺伝子組換え技術などを使用せず、種まきまたは植え付け前2年(多年草は3年)以上、有機的管理を行った水田や畑で生産されたものが「有機農産物」です。
有機酒類に有機JASマークの表示ができるようになります!
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/ninsyo/220930.html
令和4年9月30日
農林水産省
~有機酒類の輸出拡大に向けて~
有機農産物の日本農林規格で使用が認められている農薬
(令和5年3月25日現在)
https://www.s-boujo.jp/kihon/file/14sonota/1410.pdf
そして有機JAS認証において使用が許可されている農薬の種類は137種類あります。
具体的には、殺菌剤が59種類、
殺虫剤が55種類、殺ダニ剤が10種類、殺貝剤が1種類、殺線虫剤が2種類、忌避剤が2種類、その他の農薬が4種類となっています。
遺伝子組み換えの作物のエサを食べた牛の堆肥を使用してもいいことになっています。
日本のオーガニック認証は
あたかもオーガニックのように見えているだけで見せかけのように私からは見えます。
そして年々使用可能な薬剤が増えているオーガニック
まるで黄門さまの紋所扱いのような全信頼を置く有機JASマーク
子どもをもつ者の意見としては
海外と同じように基準をもう少し厳しくしていただけると
安心します。
ラウンドアップなどの海外で禁止になった農薬が
日本に集められており
押し付けられている現状があります。
中国でも世界中でも禁止するラウンドアップ
余剰分が日本市場で溢れかえる
外国で起こっていることではないのです。
まさに私たちの国で起こっていることです。
一人一人が目の前の現状を見つめ
賢い選択をすることが求められている時です。
このようなものを知らず知らずのうちにでも散布したら
将来の日本の土壌は本当にダメになると思います。
今も汚された土地を蘇らせて頑張っている生物たちがいます。
このままでは水も汚れ、土地も汚れ、動物も生命も生きていけない死の国になってしまいかねません。
自分たちの国を大切に
生き物を大切にする気持ちを思い出していただきたい
そして何よりもあなたの身体を大切にする気持ちを養い、思い出していただきたいです。
あなた自身を大切にすることは
周り巡って世界のためになるからです。
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