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会社を辞め収入が激減したのに家計がなんとかなっている謎を解いてみた

こんばんは。今日もお疲れさま。
年収400万の会社員を捨てフリーランスライターになったミキです。

「仕事辞めて家計大丈夫なの?」

今回は友人にもっともよく聞かれるこの質問についてお話します。

確かに安定した収入を捨てて大丈夫なのか、気になりますよね。
なんならそこが不安で辞められないというワーママも少なくないと思います。
少なくともわたしはそうでした。

結論、大丈夫ではない。が、何とかなっているという状況です。

今回の記事は、家計に大きなダメージを与えずに退職ができるヒントが隠れていると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。

なぜ家計をなんとか保てているのか

平均年収の主人、そして2人の子どもあり。
会社員時代は2馬力の家庭にもかかわらず、我が家の家計はなぜか毎月カツカツでした。

「家計がカツカツだったのになぜ仕事を辞めてもなんとかなっているのか」

我が家のこの摩訶不思議な現象は、6つのことがうまく作用してくれているようでした。
一つずつご紹介しますね。

理由①退職用の貯金をしていた

退職するにあたり貯金は必須。ド定番ですね!

辞めるかもな~とふと頭をよぎったその日から貯金を始めたのは正解でした。
家計へのダメージはあるけど、貯金があればなんとか対応できる。
誰もが思いつく対策です。

がしかし。

実際に辞めてから気づいたのは"生活費の補填以外にも大きな役割がある"ということ。

それは、家計管理者の「精神安定剤」になることです。
「お金がない」という不安は想像以上にストレス。
経験したことがある、または今まさにそんな感じという方は大きく頷いているでしょう。

さらに精神的に不安にならないためには「通常の貯金とは別に貯める」貯金法がおすすめ。

「辞めた後の生活費補填用」として別に貯めておくと、目的不明の謎の貯金が減っていく不安がなく、安心して生活費の支払いに充てられます。

始めよう。月1万円からでも。(5千円からでも。)

理由②ストレス減でムダ遣い減

辞めた後に支出が減ったことに気づいたのは退職後2ヶ月経ったころ。

退職しストレスが減ったからか、明らかにムダな買い物が減っていました。
外食や目的のないコンビニ通い、頻度の多い自分へのご褒美……。
このような「ストレス発散のために使っていたお金」がなくなるので、必然的に支出が減るということです。

ストレスって人間の心や行動をコントロールするのね…こわいわね。

仕事のストレスで爆買いをしてしまう! という方は、意識的に別のストレス発散法を取り入れるしかありません。

  • 読書

  • カラオケ

  • 飲み会

  • ダンス

  • 料理

  • サウナ

お金をかけたくない?
それなら子どもと公園で全力疾走がおすすめです。

理由③財布のひもが固くなった

「25日になればいつもの金額のお給料が入る。」

会社員の最大のメリットである安心感の裏には「依存」が隠れているのかもしれません。

自動入金システムを失ってからは「自動でお金が入る日」がないため、自然と財布のひもが固くなりました。

いつ無くなるかわからない恐怖。
いつ入るかわからない報酬。(クライアントによっては決まっていることが多いですが)

このちょうどいいスリルが財布のひもを固くしてくれているのは間違いありません。
収入が安定的ではないフリーランスになってから、会社員の時よりもずっと「お金の使い方」を意識しています。

不安定って楽しい。


理由④生活費を見直した

会社を辞めると収入がなくなるので、ナマケモノなわたしでさえも支出を減らそうと努力し始めます。(せざるを得ない)

「節約=固定費の削減」

固定費の見直しは支出を減らす対策として必須事項。
しかし毎月決まった収入と毎月決まった支出。この妙な安定感と何とかなっている現状に満足してしまっていたと思います。

どうですか?
何とかなっていることを言い訳に後回しにしていませんか?(そうですか、気が合いますね♪)

が。辞めてしまえばやらざるを得ない!
重い腰をあげ、スマホや保険などすべて見直し支出減少。

固定費は2万円くらい減りました。

理由⑤自炊をするようになった

夕食を作る時間があるだけで、苦手な料理も挑戦する気になります。

フルタイムワーママ時代は、仕事が終わり保育園のお迎え、自宅に着く頃は19時頃。

世には帰宅後にフルコースを振る舞うスーパーウーマンもいるだろうが、わたしはムリです。(言いきる)
外食もしくは保育園お迎え前にスーパーに寄り、お惣菜を買っていくのが日課でした。

しかし今は週に1回、予算内で食材をまとめ買い。
15~16時ごろに夕食の支度を始められるので、外食は減り、お惣菜も買わなくなりました。
揚げ物メインだった夕食も、最近は彩り豊かになりつつあります。

支出を抑えながら健康的な食事を作れるのは、主婦として幸せなのかもしれません。

(最近はおやつにも挑戦中…)

理由⑥ライティングのリサーチで知識が増えた

仕事を辞めてからわたしは「Webライター」のお仕事をしているのですが、記事を書くための情報収集が役に立っています。

お金やライフスタイルなど生活に関係することを調べると、その分野の理解が深まります。
そこにこっそり自分の生活をあてはめ、家計の最適解を導き出しています。

記事を書きながら、頭の端の方ではこんな会話が繰り広げられています。
「このクレカいいじゃん!」
「投資ってこうやるのね!」
「こうすれば代用できるんだ!」
「このスマホ(回線)コスパ最高!」

いいんです。
ユーザー目線(読者目線)になりメリットデメリットの参考になるので。

節約に繋がる知識が自然と身に付いたり、人生の満足度や優先度を改めて考えるられたりと生きる上で得なことばかりです。

仕事で得る情報によって知識が深まり、生活が整う。節約に繋がる。
ライターのお仕事は一石三鳥ほどにもなります。(おすすめ)

「仕事を辞めたい」という思いがあるのなら

わたしは会社を辞めてから気づき、そして整えました。

が。

「辞める前にやっておけばよかった」というのが反省点です。
当時のわたしに会えるのなら「退職前にできることはやっておこうぜ!」と伝えたい。
大きな声で。しかも耳元で。

固定費を見直せば、退職準備金(貯金)だってもっと貯められただろうし、もっと早く貯まっていたはず。
そうすればもっと早く退職できて、もっと早く次のステージに飛び込めた。

家計のことを気にして動けないなんてもったいない!

1日1日老いていく中で、どうやって自分を動かすか。
情報量や知識量が試されるんですよね。

情報は自分で取りに行く。そして動く。
これに尽きると感じます。

一方で、時間と体力がなく準備をする余裕がないのもよーーーーーーく知っています。
そんな方は以下を実践してください。

  • 1日有休をとってカフェにこもり今後の作戦会議をする

  • 通勤時間やスキマ時間にYouTubeやVoicyで情報を得ておく(副業・節約・時間管理)

  • おもいきって時短やパートに切り替える

大丈夫。
今はキツイけど、3年後。絶対に変わっています。

(どうかわたしも変わっていてくれ!!)

まとめ

我が家の家計が何とかなっている理由をひも解いて紹介しました。

結局退職前の準備や対策が大事って話でしたね。
人の失敗談や後悔話って参考になるじゃないですか。
ぜひあなたなりに煮るなり焼くなり…調理してご活用ください。

ただ一つ言えるのは、コチラでも書きましたが。

「あなたが動かないと何も変わらない」って話。

人の経験や体験談は参考になるけど、思考や感情、環境や家族構成など誰ひとり同じ人はいません。
参考にできることは取り入れ、実践するのみ。
その経験は自分の経験値になり、誰かの参考書の1ページになるというだけです。

以上です。
ワーママの苦楽や思考、フリーランスの現実などを赤裸々に発信しています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは今日もお疲れさま。おやすみなさい…♪




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