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立春に

春の訪れと共に   今年も各地で
「エンディングノートの書き方講座」がスタートします!

今年は  死ぬまでにやりたいことリスト  通称『バケットリスト』のページを加えてみたのだ。
未来を考えると 前頭葉が活発に働いて 元気が湧いてくる!  
脳よ、働くのだッ!
脳がキコキコ動き出す感じを  具体的に体験していただけるんじゃないかな?
フフフ

13年前、母は末期癌、父は認知症…  
看病と介護が  突然 ふりかかり  
妹と二人   いったいどこへどう相談したらいいんだ?
誰にどんな風に聞けば  スムーズに問題が解決するんだ?
嵐の中に姉妹二人で立って
「ねぇちゃん、どうしよ?」
「大丈夫、心配ない」
吹き荒ぶ風にモロモロに揉まれるだけ。
姉ちゃん気質が ひょこっと顔を出したものの  何も手だてなんかない。  
心配ない!わけない。
心配だらけや。
そもそも  姉ちゃんは  姉ちゃんといえども  役所言葉が 全然わからない。
役所のロビーで ヤカンのように 一人憤慨して  クルクル回るだけさ。

悲しみになんて ひたらせないぞ的に、次々突きつけられる医療の選択。
母の死の瞬間まで  ワタシが選択するのか?
本当にコレで答えはあってるのか?
答え合わせのない問題ばかりが どんどん突きつけられる。
ワタシのように介護の知識を持たない人間には   心がペシャンコになることが
ほんとに多かった。
毎日 日干しの魚のようになる心。

そんな中で  ずぅっと思っていたのは    
介護 看病する者の気持ちを  ちょっとでも和らげてくれるモノがあれば  
少しは気持ちが丈夫になれんちゃうか?…   ということ。

おかあさん どんな看取られかたしたかった?  
おとうさん  認知症ならんかったら 誰に会いたかった?どこ行きたかった? 誰にありがとう言いたかったん?

…で、
父を見送ったあと  
2017年にこのエンディングノートは誕生した。
こんな項目があったら  こちら側に遺される者たちは  もっと肩の荷が軽いかも…
悩みが減るのかも…
面倒から解き放たれるかも…
家族の諍いなど起こらないかも…
がいっぱい詰まっているノート。

日々進化する医療や介護、
不動産や税、
信仰や葬儀の形態、墓問題、
本人の意思を記して
家族や レスキューの人に見てもらうノートと
逝った後の もめごとの種を整理するためのナイショのノート。

その都度 プロフェッショナルの意見を織り交ぜながら  改訂  重版を重ねつつ
今年で7年め。

コミュニケーションとエンディングノートの融合講座、
今年も気合い入れて走ります!

二月頭から  各地の行政さんの回覧板、開催企業様のチラシで参加を募ってくださってます。
たくさんの皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしてます!